【テスト後】残念ながら叱責せざるを得ない生徒

こんにちは。やすひろです。

叱責を辞書で調べると
責任者が下の者の失敗や過ちを
きつく非難すること
と書いてあります。

最初に断っておきます。

やすひろ
やすひろ

わたしは
生徒を叱責するのは
好きではありません

なぜなら
叱責することで成長することは
ほとんどない
と思っているから。

さらに
叱責の仕方によっては
状況を悪化させると思います。

ダメな叱責のしかたとしては

感情的に怒鳴る
ものに当たる
全体の前で叱責する

これらの行為を
相手のための指導だと
勘違い
している人には
一言言ってあげたい。

やすひろ
やすひろ

あなたにも同じことをして
差し上げましょうか?

その時にあなたは心から
ありがとうございます
と言えるでしょうか?

少しだけ考えてみてください。

では
どのような叱責がいいのだろうか?
わたしが心がけているのは2つ

①状況を自覚させる
②これからどうするか

なぜ自分が叱責されているのか
相手が理由がわかっていなければ
あなたの叱責は無意味です。
むしろ嫌悪感につながります。

だから
まずは相手に状況を自覚させましょう。
発問としては

やすひろ
やすひろ

このままでいいと思う?

です。

答えは2つに分かれるでしょう。

1つは

生徒A
生徒A

よくない

どこがよくないのかな?
どのように変えていこうか?
どうなったら納得がいくかな?

相手の話を聞きましょう。
わたしたちはその答えを聞くだけです。


もう1つは

生徒A
生徒A

よいです

この答えの場合
わたしの答えは決まっています。

やすひろ
やすひろ

そうか

です。

わたしがこのままではまずいと
どれだけ思っていたとしても
「そうか」としかいいません。

冷たくないですか?
冷たくはありません。

大切なのは本人の納得感なのですから。
本人が納得しているのであれば
それでいい
のです。

わたしたちの
価値観や正義感の押しつけは
彼らには必要ないということです。

残念ながら叱責せざるを得ない生徒

わたしはできる限り
生徒を叱責したくない。

残念ながら
叱責せざるを得ない生徒は
存在します。

今回はテスト後に注目して
叱責せざるを得ない生徒の例を
紹介していきます。

準備をしなかった生徒

わたしはテストの点数が
悪かったことに対して
叱責することはありません。


生徒にも

やすひろ
やすひろ

返却後の点数を見て
叱責して結果が変わるなら
どれだけでも叱責する

と言っています。

100点満点で20点だった
この結果だけを見て
叱責することはありません。

でも原因は気になります。
だから生徒に質問します。

やすひろ
やすひろ

準備はしっかりしたのか?

やれるだけのことをやって
この結果なら仕方ないと伝えます。

準備をしていなくてこの結果なら
次回はしっかり準備しようと伝えます。

全員がこの指導ですめば
わたしたちの仕事も非常に楽なのです。

最も面倒な事例は

やすひろ
やすひろ

ウソをつく生徒

やってもないのにやったという生徒

特に低学年の生徒に
多く見られる傾向があります。

生徒A
生徒A

宿題はやってあるけど
家に忘れました。

というように。

わたしは親に持ってきてもらうよう
親に連絡するねとすぐに言います。

なぜ素直にやってないと
言えないのでしょうか?

結果を覚えていない生徒

先ほども言いまいしたが
わたしはテストの点数が
どれだけ低くても
結果だけを見て
叱責することはありません。

なぜなら、
わたしがどれだけ叱責しても
結果を変えることはできないから
です。

わたしが指導する生徒には
何度も何度も伝えています。

何度も言うのには理由があります。
結果を覚えていないという生徒を
防止するため
です。

言い換えれば
結果を意識してほしいということです。

結果を意識しなければ
点数の向上は見込めません。

長年の疑問なのですが
本当にテスト結果を覚えていない生徒の
割合ってどのくらいなのでしょうか?

わたしは10%以下だと思っています。

残りの90%は違う理由
覚えていないと言っているのでしょう。

その理由とは
低い点数が恥ずかしい
低い点数だと叱られる

はっきり言います。

低い点数をとるより
結果を覚えていないほうが
恥ずかしいですよ。


低い点数をとるより
覚えていないとウソをつくほうが
より叱られますよ。

ウソはよくない

テスト後に
叱責せざるを得ない生徒

①準備をしていない生徒
②結果を覚えていない生徒

どちらの場合においても
状況をこじらせる原因は
ウソをつくことなのです。

つまり
最大の叱責原因はウソをつくこと

なぜウソをついてしまうのでしょうか?
一番の理由は保身でしょう。
生徒の多くは叱られないように
ウソをつくのでしょう。

だからわたしは
ウソをつくこと以外は
辞書通りの叱責はしません。

辞書通りの叱責とは
責任者が下の者の失敗や過ちを
きつく非難すること
です。

これからは
ウソをつくことをやめて
素直に結果を認めるようにしよう。

今回の結果が
納得のいかない結果だったら
次はどうするかを考えればいいのです。

ウソをついて逃げている生徒よりも
これからどうするかと前進している生徒のほうが
教師たちはあなたを応援したくなります。


あなたはどちらの選択をしますか?
賢いあなたなら答えはもうお分かりですね。

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