こんにちは。やすひろです。
昨日は新たな出会いに恵まれた、よき1日になりました。プロ野球のスカウトさんが、素晴らしい素質を持った高校生に出会ったときと同じ気持ちだと勝手に思っています。
この出会いがあまりにもうれしすぎて
才能あふれる怠け者。久しぶりに爆裂に伸びそうな生徒が仲間入りした。ご縁に感謝!
— やすひろ@ただの塾講師 (@Karisuma_Jukuko) October 30, 2021
とツイートしてしまいました。ちょっと舞い上がりすぎかもしれません。
入塾面談で話しているうちに、わたしの気持ちは徐々に高まっていきました。
この生徒を指導したい
わたしは入塾面談時、客観的に判断するために、冷静さを保つように心がけているので、「この生徒を指導したい」と思うことは、ほとんどあまりありません。
しかし、昨日の生徒は違いました。これまで、わたしは入塾面談で即決させることはしてきませんでした。現在の校舎もわたしが担当するようになってからは、即決入塾は誰もいません。
入塾面談で即決してくれるご家庭もありましたが、わたしの口車に乗せられて錯覚している可能性が数パーセントあるかもしれないので、即決させずに、一晩考えてもらうようにしていました。
しかし、昨日の生徒は初めての例外
昨日の才能あふれる怠け者は、わが校舎ではじめての即決入塾生になりました。
輝く素質
その生徒のどのようなところに、わたしが魅力を感じたかというと
①小学生時代は優等生
②勉強は好きで好奇心もある
③テストの点数はかなり悪い
④悲壮感はない
⑤基本的な暗記はできる
わたしが惚れこんだ輝く素質を持っている生徒なので、魅力を上げたらキリがありませんが、主だった5つを上げてみました。
①小学生時代は優等生
親がそういうのは簡単。確認テストを実施しても、いじわるの悪い漢字の書き取りはパーフェクトでした。
②勉強は好きで好奇心もある
「確認テストはできよりも姿勢を見ている」そう伝えたにもかかわらず、わからなかった問題を質問してきた。その生徒曰く
できないままって、なんか気持ち悪い
だそうです。そう言った生徒は初めてです。
③テストの点数はかなり悪い
それなのにテストの点数はかなり悪い。なぜそうなったのか?できない問題を解決してくれる人がいなかったから。それなら、力になれる。「できるようになりたい」という気持ちをつくるよりは、よっぽど簡単なことです。
④悲壮感がない
テストの点数はかなり悪いが、一切悲壮感は感じられなかった。むしろ、自信を感じた。次のテストは塾で勉強して、納得のいく点数をとるから任せてね。というような自信を。
⑤基本的な暗記はできる
社会は覚えられるとのこと。ある程度の記憶力がないと、勉強では成果が上がりづらい。基本的な暗記ができるなら、社会以外も期待できる。
素質を磨くのが仕事
いくらその生徒に輝く素質を見出したとしても、宝の持ち腐れになってしまってはいけない。わたしたちは、生徒の輝く素質を磨くことが仕事なのです。
輝く素質を持っている生徒だからこそ、わたしにもプレッシャーはかかります。でも、プレッシャーよりも楽しみのが上回っています。
この生徒はどこまで成長するのか?
ワクワクしてたまりません。
わたしが生徒によく伝えるのは
才能がある生徒が努力もする。だから差が開くのだ。
自分に才能があるかどうかはわからない。ただ、活躍して一流と言われている人は、才能があり、かつ努力をしている。
自分に才能があるかどうかはわからない。でも、努力はしたくない。そうなったら、差は開くばかりですよね?
だから、わたしは才能あふれる怠け者には、まずは努力を要する課題を提示する。なぜかって?
才能がある生徒が努力をしたら最強だから。
どの生徒も輝く素質を持っています。その素質を確実に磨けるかどうかはわからない。でも、決して手を抜くことなく、向き合っていく。これがわたしの使命だから。
最後に
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