塾を辞めるとき理由はこう伝えよう。それ以外だとやめられません。

こんにちは。やすひろです。

  • 今通わせている塾をやめさせたい
  • 塾にやめると伝えたら引き止められた
  • 確実に塾をやめられる理由が知りたい

今通わせている塾をやめさせたいんだけど、塾にどう伝えたらよいかと悩んでいませんか?

この記事では、塾を確実にやめられる理由を紹介します。

これ以外の理由を伝えると、塾に引き止められてしまうかもしれません。

確実に塾をやめられる理由

お子さんとも話し合って塾をやめることが決まった。

あとは塾にやめることを告げるだけ。そこまで言ったら何が何でも塾をやめたい。

確実に塾をやめるためには

別の塾に通うと決めた
と塾に伝えましょう。あなたの願いは100%叶うことをお約束します。

別の塾に通うと決めた

「別の塾に通うと決めた」といえば、確実に塾をやめられます。

なぜ塾をやめられないかというと、塾に引き止められるから。

つまり、確実にやめるためには引き止められない理由を言えばいいのです。

「別の塾に通うと決めた」または「もうすでに別の塾に行っている」といえば、引き止められる可能性はゼロです。

なぜ「別の塾に通うと決めた」という理由だと塾は引き止めないのでしょうか。

それは塾側にできることがないから。

また塾にやめることを伝えるときも電話で十分です。

ただし伝え方を間違えると、塾側に悪印象を与えてしまいます。

そうならないためにも最後は「これまでお世話になりました」と伝えましょう。

他の理由もある

「別の塾に通うと決めた」という理由にも確実に塾をやめられる理由はあります。たとえば

塾生とトラブルになった
引っ越すことになった

のような理由でも、塾側に引き止められる可能性は低いでしょう。

ただ、これらの理由には重大な欠点があります。

その理由は本当なのでしょうか?

お子さんは塾はやめても塾の生徒たちと学校では会います。

だからあなたのウソは確実にバレます。

「塾生とトラブルになった」や「引っ越すことになった」といった理由でも確実に塾はやめられるでしょう。

だからといって塾をやめるためだけにウソまでつく必要はあるでしょうか?

この理由では塾をやめられない

塾をやめる選択権は、家庭や生徒にあります。

しかし、塾側もどうにかして引き止められないかと手を打ってきます。

ただ、塾が引き止めとして提案してくるのは、塾をやめる理由を改善しますということ。

つまり、塾側に何とかする余地を与えないようにしましょう。

塾側に改善余地を与えてしまう理由を4つ紹介します。

成績が上がらない

塾をやめる理由としていちばん多いのが「成績が上がらないから」ではないでしょうか。

でも、塾が一番自信を持っていることも「成績を上げること」なんです。

だから、成績が上がらないという理由でやめようとすると無料補習などをあたかもサービスのように組んできます。

ただ、冷静になって考えてみてください。

成績が上がらないからやめるんですよね?だったら、その塾がいくら手を打ってもムダではないですか?

1度食べてマズいと思ったものがおかわり自由でも食べないでしょう?それと同じです。

担当教師が気に入らない

担当教師が気に入らないから塾をやめたいと伝えても、ほとんどの場合は教師を変えますと対応されてしまいます。

クラス指導ではそう簡単にはいきませんが、個別指導はほぼこの対応でしょう。

確かに担当教師が変わることで改善することもあります。

でもお子さんにしてみては、変更前の教師に会うのはちょっと気まずいようです。

また、担当教師を変えても、その教師と合うかどうかに不安を感じるようです。。

しかし、担当教師が気に入らないと伝えて確実にやめられる場合もあります。

それは教室長が気に入らないという場合。

ただし、塾をやめるとなると教室長が対応することが多いので言いにくいという人も多いでしょう。

送迎ができなくなった

夜が遅く、帰りが心配だから送迎している保護者さんもいるでしょう。

でも、家庭の都合で送迎することができなくなった。

だから、塾をやめたいと伝えても「友達と一緒に帰るように指導しますね」という塾講師もいます。

確かに1人で帰るより複数で帰ったほうが安全とは言えます。

でも、複数とはいえ子どもの集団です。そこまで安心はできません。

子どもの安全性を考えて、「わたしも途中まで一緒に帰るようにしますので…」のように言う塾講師もいます。

「送迎ができなくなった」という理由でも、引き止められる可能性はあるのです。

お金がない

大手の塾では絶対にありえませんが、わたしが以前勤めていた塾では信じられない対応をしていました。

家庭から「学費が支払えないので塾をやめます」と連絡を受けたときに「学費を減額させていただきます」と対応していたのです。

わたしの知る限りでは、ごく少数の家庭でしたが実際に存在しました。

この対応によって、本当に助かっている家庭もあったでしょう。

ただ塾をやめたくて「お金がないので…」といった家庭はびっくりしたでしょうね。

塾をやめる前に確認しておきましょう

塾をやめる選択肢は生徒や家庭が握っています。それは紛れもない事実です。

しかし、塾をやめるタイミングを確認しておかないと金銭面で損をしてしまう可能性があります。

学費はいつまで

塾をやめるときにまず確認してほしいのが、やめる何日前までに塾に伝えるのかということ。

この確認をすることで、通っていないのに学費を支払うという究極の無駄遣いを避けることができます。

多くの塾は学費が先払いになっています。具体的に言うと3月末に口座振替される学費は4月分ということです。

不要な学費を支払わないために、やめる場合はいつまでに塾に伝えてほしいという契約を塾に入るときにしているのです。

だから、これを確認せずにやめるときになって塾と揉めても保護者さんに勝ち目はありません。

そうならないように、やめる何日前までに塾に伝えるのかを絶対に確認しましょう。

返金はあるか

学費以外に支払っている費用に返金制度があるかを確認しましょう。

一番多い例は、教室管理費のような費用

毎月学費と合わせて支払っているなら返金はありませんが、半年分を一括で支払う塾もあります。

その場合は返金できるのかを確認しておきましょう。

返金できるのであれば、やめることを伝える時に一緒に伝えましょう。

やめてお金のことまで言うのはちょっと…と思う必要はありません。

事前にルールとして決まっていることを正当に主張しているだけです。

何も言わなければ、返金制度があるのに返金されないなんてこともありますから必ず確認しておいてください。

まとめ

通わせている塾を確実にやめるためには

別の塾に通うと決めた

と伝えるようにしましょう。この理由なら、塾に引き止められることはないでしょう。

塾をやめたいのに塾に引き止められてしまう可能性が高い理由は

成績が上がらない
担当教師が気に入らない
送迎ができなくなった
お金がない

この4つです。

塾をやめるかどうかの選択肢は生徒や家庭が握っています。

1度やめると決意したら何が何でもやめるべきです。

「別の塾に通うと決めた」と伝えれば、今通っている塾を確実にやめられます。