stormy sea with fast water flow in daytime

こんにちは。やすひろです。
どんな親でもわが子には期待します。

わたしたち塾講師は
塾でしかその子の様子がわかりません。

でも、限定的ではありますが、
家庭での様子もわかってしまうのです。

そのきっかけは懇談。

保護者懇談では、
必ず家庭での様子を聞くようにしています。

どんな親でも、わが子には期待します。

親の期待と子の現実とのギャップ
大きければ大きいほど悩みは大きいです。

今回は親の期待に対する
子の現状を包み隠さずお伝えします。

勉強してほしい

もっと勉強してほしい。
親が子に抱く一番大きい期待でしょう。
受験生ならより強く期待するでしょう。

しかし現実は、家でまったく勉強しない。
親が一番抱える悩みではないでしょうか?

わたしは、家でまったく勉強しないことは
特段悪いことだとは思いません。

家、塾、図書館、友達の家、カフェなど
勉強してさえいれば場所はどこでもいいのです。

ただ、
家でまったく勉強しないと悩んでしまうのは
自分の目に見えるからでしょうね。

塾の自習室を利用させてもらいなさい
といって塾を利用させる人もいます。

これで、
「うちの子は勉強している」
と思うのは大きな勘違いです。

勉強する習慣、勉強する気持ちがない子は
いかなる環境でも勉強はしません。

勉強する以外にすることがない環境が
もし作れたとしても、勉強はしません。

勉強をしない方法を見つけるために
真昼の太陽くらい目を輝かせています。

シャーペンを分解する
ノートに落書きをする
人に話しかける
トイレにこもる
寝る

日常的に勉強をしないといけない
わたしは決してそうは思いません。

テスト前や受験前など、
勉強が必要な時に勉強しようとしないことは
大きな問題を抱えているとは思います。

人生においても、実際目には見えませんが
教科書の太字のように大事な時があります。

その時にいかに力を集中させ、力を発揮できるか?
勉強はその基礎をつくっていると思ってほしいです。

わたしの言うことを聞いてほしい

家ではまったくわたしの言うことは聞かない。

ガミガミ言ったらけんかになる。
すぐに反抗的な態度をとる

話を聞いてほしい。
いったとおりにしてほしい。

親の期待通りにはなかなかいきません。

その状態にある親の多くは
「うちの子塾ではどうですか?」
と聞いてきます。

その質問への返答の99.9%は
「とくに問題ありません」です。

問題ない理由は、
その子たちが別人格をつくっていて
素直に行動をするからではありません。

その子たちは自分の気持ちに素直なのです。

納得いかないことは、決してやらない
でも、それを面と向かって伝えてこない
ただそれだけです。

反抗しないわけではなく、
静かに反抗しているのです。

塾で静かに反抗できる理由は
他に生徒がいるからです。

どこかで自分が言われているわけではない
そう思っているのでしょう。

素晴らしい鈍感力を発揮します。

反抗する生徒にわたしが伝えるのは
なぜ人は怒るのか?その理由です。

人は図星なことを言われると怒ります。
人は自分が気にしていることを指摘されると怒ります。

たとえば「勉強しろ!」と言われて怒るのは
勉強していない自分を自覚しているから。

素直になることは難しいですが、
素直に受け止められると成長できますね。

親は子に期待する

どんな親もわが子には期待する。

勉強しないからって塾に通わせてくれたり
反抗的な子に正面から向き合ってくれたり

わたしにはとてもできそうにありません。

親の期待を今現在、
子は理解してくれないかもしれません。

親はとてもつらいでしょう。
でも、子のことを思い続けてください。

いつかその思いは子に届きます。
子はあなたの思ったように必ず育ちます。

尊敬してやまない塾長からの言葉です。

とても共感できる言葉でしたので
あなたにもシェアします。

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