こんにちは。やすひろです。
苦手教科の克服のために
個別指導の塾に通わせようかしら
と思っている保護者様や
そういう動機で個別指導の塾に
通わせている保護者様も
いらっしゃると思います。
保護者様が期待することは
わが子が苦手を克服すること
ただそれだけでしょう。
そして
個別で指導してくれるのだから
苦手を克服して成績が上がる
そう信じて疑わないでしょう。
でもひとこと言わせてください。
個別指導だからといって
成績が上がるのは誤解かもしれません
今回は個別指導だからといって
成績が上がるわけではなく
むしろ上がりにくい根本的な理由について
詳しく話していきます。
そもそもの選択
個別指導に通っている動機が
苦手の克服だとしたら
成果は上がりにくいでしょう。
その理由は
苦手意識を取り除く必要がある
苦手意識があると自主学習をしない
人はだれしも苦手なことを
避けてしまいがちです。
わたしは
勉強で得意・苦手が生じるのは
好き嫌いの意識からくる
時間のかけ方に原因があると思います。
好きなことには
時間をかけて得意になる
嫌いなことには
時間をかけずに苦手になる
単純な理屈です。
現在苦手なことというのは
時間をかけてきていないということ
苦手を得意にするには
時間をかける必要があります。
つまり今やっている何かをやめて
苦手なことに時間をかけなくてはなりません。
相当精神力が強くないと
苦手なことに時間は割けないでしょう。
生徒の気持ちとしては
塾に行っているだけで勘弁してよ
と思っているでしょう。
この状態で成果が上がるとは
到底考えられません。
そこに意志はあるのか?
どんな人でも
他人を変えることはできません。
自分を変えられるのは自分だけです。
英語が苦手だから
何とかしなさい
と保護者様がいくらお子様に言っても
お子様本人が何とかしようと思わなければ
一向に改善は見られません。
あなたが
他人から食事制限したほうがいいよ
と言われても
あなたが何も思わなかったり
受け入れても行動しなければ
何も変わらないのと同じです。
つまり
本人の意志がなければ
苦手を克服することはできません。
わたしは幼いころ
鉄棒で逆上がりができませんでした。
夏休み公園で練習させられました
結果、できるようになりませんでした。
なぜなら
わたし自身に
苦手を克服する気持ちが
全くなかったから
苦手なことから逃げやすい体質
ではないと思っていますが、
逆上がりだけは強烈に逃げましたね。
おじさんになった今でも
こうやって思い出すぐらいですから。
教え方よりも大切なもの
少年時代のわたしに
超優秀なコーチが
逆上がりを教えてくれたとしても
わたしは逆上がりができるようになったとは
少し考えにくいです。
今でも記憶にあるのは
これくらいできないと恥ずかしい
何度やってもできないな
できないのはお前だけだろ
そもそもやる気がない
という後ろ向きな精神面のアドバイス。
わたしはそれで
逆上がりが嫌になったわけではありませんが
こういうアドバイスは
苦手を克服しようとして
前向きに取り組んでいる人の
心を打ち砕くには
十分な破壊力があるでしょう。
いくら技術的な指導がうまくても
後ろ向きな精神面のアドバイスを
してしまう指導者だったら
苦手を克服させることは難しいでしょう。
苦手な人が一番嫌がることは
できるようになる
と勝手に思われること
そんな簡単にできるようになるなら
そもそも苦手なはずがないのです。
だから現状維持をしているだけでも
努力しているのです。
苦手教科克服のために
個別指導に通っていて
成績が現状維持だとしても
それは認めてあげましょう。
何もしなければ
成績は下がっているのかも
しれませんから。
個別指導に通っているのだから
成績は上がるはずだというのは
誤解なのかもしれません。
理由は
①そもそも苦手な教科を選択している
②本人に苦手を克服する意志がない
③精神面での後ろ向きなアドバイスが多い
この状態では
個別指導だろうが何だろうが
苦手を克服することは難しい。
成果が上がらないと悩んでいる保護者様
一度考えてみてはいかがでしょうか?
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