こんにちは。やすひろです。
わたしは約20年間
小中学生を指導する塾講師をしています。
今も現役で小中学生を指導しています。
『塾講師やすひろの本音ブログ』
で300記事以上書いています。
興味がありましたら読んでみてください。
今回は
中学受験をする予定があるご家庭
に向けた記事です。
ぜひ最後まで読んでみてください。
中学受験の指導の前に
塾で中学受験の指導をする前に
中学受験をするご家庭には
受験する本人に
受験する意志があるかどうか
を必ず確認します。
本人の受験する意志が
明確でない場合は
うちの子をよろしくお願いします
と保護者様からの
かなり強い要望があっても
指導をお断りしています。
理由はシンプルです。
ともに不幸になるから
受験する意志のない生徒を
無理やり指導することは
時間とお金が無駄になります。
成果が上がらずに
塾を去っていくことになります。
子どもの気持ちを変えるのが
プロ講師の仕事でしょう?
おっしゃる通りです。
お子様に受験する意志を持たせたいのであれば
小学4年生からをオススメします。
小学6年生から塾に来て
まずは意識からと言われても
それは無理な相談です。
小学6年生の段階で
明確に受験意志が持てなければ
受験を中止したほうがよいでしょう。
中学受験はしなくてもよい
中学受験と高校受験で
大きく異なることは
中学受験は希望者のみの受験である
ということです。
中学受験はしなくても
地域の公立中学校に
進学することができます。
受験する本人に
明確な受験意志が持てないようであれば
受験しないという選択も十分ありです。
人は周りの環境に左右されやすい
それは子どもであればなおさらです。
現在公立の小学校に通っていたら
都市部を除いてはクラスの大半は
中学受験をしないでしょう。
彼らは小学校が終わったら遊び放題。
当然です。中学受験をしないのだから。
そんな環境の中
塾に行ってきなさい
と言われて受験意志のないお子様が
素直に塾に行くでしょうか?
塾に行ったとしても
しっかりと勉強しているでしょうか?
心配でなりません。
これは周りの環境を理由に
中学受験をしない選択に
なびいてしまった例です。
でも中学受験をさせたい
人は周りの環境に左右されやすい
それは子どもであればなおさらです。
中学受験をどうしてもさせたいなら
中学受験が当たり前の環境に
お子様を入れてみてはどうでしょうか?
中学受験専門の塾に
お子様を入塾させるのです。
しかも小学4年生から。
大人がどれほど熱を込めて
中学受験の必要性を訴えても
残念ながら子どもたちにはあまり響きません。
そんな子どもたちにも
響く言葉はあるのです。
それは同級生の友達の言葉。
僕は〇〇中学を受験するんだ
この前解けなかった問題が
解けるようになった
勉強って
ゲームをしているようで
面白い
受験意志が固まっている生徒たちは
受験に対して前向きな発言をします。
中学受験の専門塾に行けば
お子様も彼らの言葉の影響を
受ける可能性が高まります。
そして、
お子様の受験意志が固まる
かもしれません。
中学受験は塾だけの勉強では太刀打ちできない
うちの子
家ではまったく勉強しない
この状況では
中学受験は確実に失敗します。
理由はシンプル
中学受験は希望者しかしていないからです。
中学受験を希望するということは
合格に向けて努力することを約束するということ
中学受験をする大半の生徒は
かなり勉強をしているでしょう。
難関中学校になれば
一般の公立高校の受験生なんかより
よっぽど勉強をしているでしょう。
彼らと戦うのに
家でまったく勉強しない
塾に通っているから大丈夫
果たしてそれで
合格が勝ち取れるでしょうか?
あいつもやっていない
やってない人を見つけるのなら
やっている人を見るようにしよう。
やっていない人と同調しても
仲良く不合格になるだけですよ。
自分の貴重な時間
ダラダラ費やして不合格。
それは最悪の結果です。
中学受験は決断が大事
勉強したくないなら受験そのものをやめる
受験するからには合格するまで努力する
中学受験をするということは
この決断をいかに早くするかで
勝負が決まるとわたしは考えます。
合格への道は決して甘くありません。
あなたが今したいことを
差し置いてでも勉強しなくてはいけません。
あなたが自主的に家で勉強できるか
それが1つバロメーターになりますね。
塾に通っているから大丈夫
何言ってるんですか?
意味が分かりません。
現役の塾講師のわたしが言っているのです。
だってそうでしょう。
塾に通っただけで合格するなら
中学受験生は全員塾に通うでしょう。
塾はサポートをするだけ。
大切なのは受験生本人の意志
まずは受験するんだという意志
つぎに合格するんだという意志
中学受験は決して楽な道ではない
でも、挑んでみる価値は十分ある。
がんばる受験生を応援します。
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