現役塾講師が提案。生徒たちの成績が上がる可能性を高めるためにやるべき3つのこと。

こんにちは。やすひろです。

どんな仕事をしていても、顧客の期待に結果で応えなくてはいけません。塾講師が家庭の期待に応えるということは、生徒の成績を上げること

読者様
読者様

すべての生徒の成績が上がる方法を教えてくれるのですか?

やすひろ
やすひろ

ごめんなさい。そんな方法はありません。

もしすべての生徒の成績が上がる方法があるとしたら、わたしたちが実行しないはずがありません。だからすべての生徒の成績が上がる方法は、あなたが今実行していることでしょう。

わたしはすべての塾講師が、生徒に成績が上がってほしいと思って指導していると思ってます。すべての塾講師の願いは

やすひろ
やすひろ

指導している生徒の成績向上に貢献したい

しかし現実は残酷。わたしが指導しているすべての生徒の成績が、上がっているかと言えば、そうではありません。現状維持の生徒もいれば、成績が下がっている生徒もいます。

ベテラン
ベテラン

仕方ないじゃないか

と割り切って考えることもできますが、それでは将来の教室運営に大きな不安の影を落とします。そうならないように、生徒の成績が上がる可能性を高めるために、教師がやるべきことを3つ紹介します。

生徒の成績が上がるためにやるべき3つのこと

生徒の成績が上がる可能性を高めるためにやるべき3つのこととは

①錯覚させる
②専門的に
③把握する

この3つです。これだけだとわかりにくいので、1つずつ詳しく説明していきます。

①錯覚させる

わたしは生徒の成績を上げる可能性を高めるためにやるべきことが3つあると言いました。しかし、生徒を錯覚させることができれば、他のことは必要ないかもしれません。

具体的に錯覚させるとは

生徒にその教科が得意だと錯覚させる

ということです。現在の出来、不出来はいっさい関係ありません。塾に通うということは、勉強に対して苦手意識を持っている可能性が高いということです。

わたしたち塾講師がまずやらなくてはいけないことは、その苦手意識をなくさせること。それだけでも十分結果は変わると思います。より、生徒の成績を上げる可能性を高めるために『生徒にその教科が得意だと錯覚させる』必要があるのです。

●生徒にその教科が得意だと錯覚させるためのアクションプランは

①生徒に取り組みやすい教科を聞く(好き・嫌いで聞かない)
②できていることは認め伝える(大げさにほめない)
③採点する時に✕印をつけない(✕ではなく☆などにする)

②専門的に

わたしはラーメンが好きです。だからと言って、どんなラーメンでもいいわけではありません。わたしが好きなラーメンは味噌ラーメンなのです。

ラーメン屋にいって、「醤油、塩、味噌、とんこつ」とあった場合、必ず味噌を選択します。だってラーメンが好きなのではなく、味噌ラーメンが好きなのだから。

勉強についても同じことが言えると思うのです。すべての勉強に抵抗がないという人はその調子で頑張ってください。

今回考えたいのは、現在、勉強に抵抗があるという人。今一度考えてみてください。すべての教科に抵抗があるのでしょうか。ひとつでいいから、抵抗がない教科はありませんか?もしあるのであれば

やすひろ
やすひろ

それを極めてみてはどうだろうか?

抵抗のない教科のほうが、成果には結び付きやすい。成果が出れば、さらに成果を伸ばそうと好循環に突入できます。いかに最初の成果を出すか。それが成績向上には欠かせないのです。

生徒A
生徒A

すべての教科に抵抗がある

という生徒には、あなたが指導するのに一番自信がある教科を選択しましょう。選択を生徒に任せてはいけません。こういう生徒は教師主導でいきましょう。

●生徒に専門的に勉強してもらうためのアクションプランは

勉強を教科に分割すること

③把握する

少年野球を始めた少年が、プロ野球選手に

生徒A
生徒A

野球がうまくなるコツを1つ教えてください

と質問したら、プロ野球選手は間違いなく

プロ野球選手
プロ野球選手

たくさん練習しなさい

というでしょう。これは、野球に限ったことではなく、あらゆることについて言えるでしょう。もちろん、勉強についても言えます。

やすひろ
やすひろ

量をこなさないで、成果を上げることは難しい

でも、自分ひとりの力で大量の量をこなすことができる生徒は少ないのではないでしょうか?ここでわたしたち塾講師の出番なのです。

生徒がどれくらいの量を勉強しているのかをこまめに把握してあげましょう。勉強量の把握と同時に達成度も把握できたら、成績が上がる可能性はかなり高まります。ぜひ実践してみてください。

生徒の勉強量、達成度を把握するためのアクションプランは

①塾に来る回数を増やす
②ネットを利用する

塾に毎日来るのような原始的なやり方もあれば、ネットを活用すれば通塾の手間も省けます。代わりに、設備投資が必要になりますが。

いずれにせよ、1週間に1回しか塾に来ないようでは、生徒の勉強量、達成度を把握はおろか、何もしていないのと同じではないかと思います。

最後に

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