個別指導のお話

こんにちは。カリスマです。
うららかな日曜日の午後
いかがお過ごしでしょうか?

今回は個別指導の話。

『うちの子成績が低いから
個別にしようかな?』


その考えは間違っています。

わたしは、ものごとの
正解・不正解を明確にする
タイプではありません。

しかし、これだけは
はっきり言わせてください。
確実に間違っています。

思考停止で個別指導
時間とお金のムダになりますよ。

原因の究明が先

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なぜ成績が低迷しているのでしょうか?

その理由は大きく分けて2つです。

①勉強そのものがわからない
②そもそも勉強していない

ちなみに、この状態では
どちらの生徒も個別指導
には向いていません。

①の場合
本人の理解力が
限界に達しているため
圧倒的に効果が低い

②の場合
理解力はあるが、
勉強量が足りず、
知識が定着しない


改善できる余地があるのは
②の生徒。

指導法を変える前に
勉強量を増やさせるべき。


そのためには
個別指導ではなく、
学習管理が最優先。

それをすることで
改善することが多いです。

今は
自宅で勉強することができない
意志薄弱な生徒が多いです。
確かに誘惑も多いので
気持ちはわかりますが。

塾の自習室などを活用して
強制的に勉強量を増やしましょう。

個別指導で教師の見極め

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教師は教えたがりが多いです。

個別指導は生徒が少ないので
必然的に教える時間は減ります。

なのに、教師が教え続けている
その状態では決して成果は上がりません。

指導形態にかかわらず、授業時間中に
教師が説明する時間が短ければ短いほど
生徒の成果は上がります。


個別指導の教師は、
かゆいところにてがとどくが最適です。

決しておせっかいにならず、
わからないときにスッと手を貸してくれる。
説明もスピーディで短時間。

これが最も理想です。

わたしが教師だから
『楽をしよう』として
言っているわけではありません。

わたしは授業中に
説明していたほうが楽です。
おそらく多くの教師がそうでしょう。

あえてじっと見守るのです。
とても退屈です。


でもいいのです。
授業の主役は教師ではなく
生徒なのですから。

個別指導で成果を出したければ

個別指導で成果を出したければ
復習内容に限ります。

いかに教師の説明時間を減らし、
自分がわからないところを解決するか。

その観点が持てる生徒は
個別指導で成果があがります。

学校の宿題をする
先生と仲良く話す
わからなかったらすぐ質問する


そんな状態では
お金と時間のムダです。

おそらく、
塾をやめても成績は
たいして変わりません。

そのかわり、
月数万円のお金が浮きます。
そのほうがおトクですよね。

そんなことより
わが子の成績を
何とか上げたい。

親心とはそういうものです。

いかに教師の説明時間を減らし、
自分がわからないところを解決するか
が、個別指導で成果を上げる
唯一の方法だとしたら、
それをやるのが得策ですね。

そのためにご家庭では
塾に行く前に必ず、
『今日は何をするのか』
を具体的に聞いてください。

帰ってきてから
『何をしたのか』
ではありません。

塾に行く前に
『何をするのか』
を聞くのです。

直接じゃなくても
LINEでもいいです。

それをすることで、
塾に行く前に準備するでしょう。
授業開始とともにすぐ質問。

この差はとても大きいです。

お金と時間のムダにならないように
ぜひ実践してみてください。

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