こんにちは。やすひろです。
せっかく塾に通っているのだから、わが子の成績をあげてほしい
子どもを塾に通わせている
多くの保護者様は
こう思っているでしょう。
今回は
お子様の成績が上がる可能性を
より高める方法について話していきます。
塾に通わせてお子様の成績が上がる可能性が
より高まる方法とは
教師との相性
だとわたしは思っています。
ありがたいことに
わたしは20年間塾講師をやってこれました。
20年で多くの生徒を指導してきました。
好かれることもあったし
嫌われることもあった。
授業がわかりやすいと言われたときもあったし
授業がわかりにくいと言われたときもあった。
親身で丁寧と言われたときもあったし
冷酷で非道だと言われたときもあった。
これはわたしと一緒に働いてきた
教師のことを言っているわけではありません。
すべてわたし個人への意見です。
先ほどの3つの意見のすべていいところをとらえれば
授業がわかりやすく、親切丁寧で生徒に好かれている教師
この先生ならうちの子を預けてみよう
と思うかもしれません。
でも、悪い意見をすべてとらえると
授業がわかりにくく、冷酷非道で生徒に嫌われている教師
こんな先生には預けられない
と思うでしょう。
もう一度確認しますが、
この2つの教師どちらもわたしなのです。
わたし自身は何も変わらないのですが
生徒によってわたしの見え方が違うのです。
生徒からわたしがどう見えるか
ある程度意識はしますが
完全にコントロールすることはできません。
生徒が成績を上げるには
生徒が主体的に学ばないといけません。
だから教師との相性は大切なのです。
考えてみてください。
あなたが髪の毛を切るために
美容院に行ったとします。
あなたはくたくたに疲れています。
できれば少しゆっくりしたい。
そんなことを意に介さずに
話しかけてくる美容師。
あなた
「ちょっと話をやめてもらえませんか?」
美容師
「話すのも仕事のうちなんで」
そんな会話がなされたら
二度とその美容院にはいかなくなりますよね。
これもあなたと美容師の相性が
悪かったからです。
でも、抜群に腕がよかったら?
そうなると話は別だという人もいますが
わたしだったら2度と行きません。
味は抜群においしいお店でも
そこのスタッフが異様に感じ悪かったら
いかなくなるのと同じです。
教師は嫌われてはいけない?
だから
教師は生徒に嫌われてはいけない
というつもりはありません。
ただし、
不必要に嫌われることは避けたい。
生徒に嫌われることを必要以上に恐れて
生徒に迎合することも避けたほうがよいでしょう。
わたしの若かりし頃の経験でいえば
かなりの少数の生徒から好かれ
大半の生徒からは嫌われます。
その経験から、わたしが学んだのは
「わたしはこれが大切だと思う」
「わたしだったらこうする」
のように
主語を自分にして生徒に指導すること
クラス授業を担当していて
生徒の意見をいちいち聞いていては
教師主導で授業が進められません。
だから、わたしは
「わたしはこうしたい」
と素直に生徒に伝えます。
生徒の意見は尊重しないのですか?
生徒の意見を尊重しないわけではないですが
聞き過ぎないことは大切です。
なぜなら、わたしたちは指導者だから。
生徒たちのやりたいようにやらせていては
成績が上がる可能性は高まりません。
わたしたち教師が主導権をもって
生徒たちを導く必要があります。
プロ野球選手だってコーチがいるじゃないですか?
生徒たちはプロ野球選手に比べると
かなり未熟者なのだから指導者は必要です。
生徒に嫌われたくない
その一心で生徒に迎合していて得られた
見せかけの相性では
生徒を伸ばすことは決してできないでしょう。
教師が正面からぶつかってきて初めて
教師と生徒との相性がわかるのです。
その時、相性が合うか合わないか
しっかりと判断しましょう。
相性が合わないと思ったら速やかに逃げましょう。
最後に
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