【夏休み】具体的な計画の立て方と得られる3つのメリットとは?

保護者さんのこんな悩みにお答えします
  • 家でまったく勉強しないから、夏休みは不安
  • 受験生なのに、夏休みに家で勉強する気配がない
  • 時間があると、何をしたらよいかわからない

保護者さんにこれらの相談をされたときに、わたしは

やすひろやすひろ

計画を立てましょう

と提案してきました。この記事では

この記事でわかること
  • なぜ計画が必要なのか?
  • どのように計画を立てるのか?
  • 計画を立てることのメリットは何か?

について詳しく説明していきます。

計画を立てずに夏休みを過ごしてしまうと、せっかくの夏休みが

危険!
何も得るものがない夏休み

となってしまいます。

大切なわが子の夏休みが、『何も得るものがない夏休み』になってほしくない保護者さん。

ぜひ最後までこの記事を読んでください。お子さんと一緒に読むのもおすすめです。

それではさっそく本題に入ります。

なぜ計画は必要なのか?

全然勉強しない子に勉強をさせるために、なぜ計画が必要になるのでしょうか?

計画が必要な理由は

やすひろやすひろ

勉強してないことを明確にするため

この世界において、絶対に失敗しない計画があります。その計画とは

絶対に失敗しない計画

計画を立てないと計画する(無計画)

つまり計画を立てないこと。

これは『パラサイト ~半地下の家族~』の主人公一家の父親も言っていました。

計画を立てなければ、何をするかが明確になりません。

だから、やってもやらなくてもどちらでもいい状態になります。

そうなれば、やりたくないことはやらないとなるのは誰でも同じでしょう。

保護者さん保護者さん

今日は換気扇の掃除をしよう

と自分の頭の中だけで考えて、誰にも伝えてなかったとしましょう。

そしたら、今日換気扇の掃除ができなかったなんて経験はありませんか?

換気扇の掃除ができなかったのは、まさに計画を立てなかったから。お子さんが勉強をしないのもこれと同じです。

計画を立てなければ失敗はしない。でも、計画を立てなかったら自分のやりたいこと、やりたかったことを実行する可能性もかなり低くなってしまいます。

計画を立てずに夏休みを過ごすというのは、お金を持たずにラーメン屋さんに行くのと同じ。まさにムダの極み。

大切なお子さんの貴重な夏休みがムダに終わらないように、今日から計画を立てさせましょう。

計画の立て方

それでは実際に、計画の立て方を紹介します。

お子さんが今すぐ実行できるように、極限まで具体的にお教えします。

今すぐ実践してみてください。

必ず用意してください

計画を立てる前位に必ず実行してほしいことがあります。

それは

必ず実行

5㎜方眼のノートを用意すること

学校で使うために購入しているお子さんもいるでしょう。

そのノートを使ってください。

なければ、リンクを貼っておきますので、こちらから購入してください。

読者さん読者さん

なぜノートが必要なのですか?

それは、自分の頭の中だけに計画があっても、他の人にはわからないから

だから、ノートに書くことが必要なのです。

以前、わたしが読んだ本の中に書いてあった印象的な一説をシェアします。

ここまで言っても、まだ計画をノートに書くのに抵抗しますか?

そんな人はもういませんよね?

理想の自分像をつくる

ノートを買ったらまず書いてほしいことが

やすひろやすひろ

夏休み後の自分の理想像を最初のページに書く

たとえば

成果に注目
夏休み後の実力テストで400点以上取る

内面に注目
夏休み後もコツコツ勉強できる自分になる

勉強に関することなら何でもよいので、夏休み後の自分の理想像を書いてみよう。

これがないと計画を立てられません。

夏休み後の自分の理想像つくるのは、旅行に行く前に旅行先を決めるのと同じことです。

旅行先を決めずに旅行に出かける人はいませんよね?

ノートを用意したら

最初のページに夏休み後の理想の自分を書く

これを必ず実行してください。

計画を立てるのは当日の朝

新人教師新人教師

夏休みの計画を立てましょう

といわれると、夏休み全体の計画を立てようとする人がいます。はっきり言いますが、

やすひろやすひろ

それでは無計画と同じ

わたしがおすすめするのは『その日の計画は、当日の朝に立てる』方法です。

つまり、計画は1日単位でたてるようにする。

毎朝計画を立てるメリット

理想の自分を毎日意識することができる

理想の自分にそわない計画を立てても意味がありません。

旅行の目的地は北海道なのに、沖縄方面に歩き出しても意味がないのです。

そうならないようにするには、毎日理想の自分を意識し、少しでも近づけるように計画を立てる。

計画の立て方

・箇条書きで書く
・思いついた順に書く
・ノートは2日で1ページ
・1日10個までにする
・10分以内に書く

最初は毎日やることも計画に入れて構いません。

それが1週間継続できたら、毎日の計画からは除外しましょう。

そして、ノートの上部に新たに毎日やるリストをつくり、そこに毎日書くようにしましょう。

毎日やるから書かなくてもいいわけではありません。必ず書くようにしましょう。

ノートに書かなくなった瞬間に、その計画は実行しなくなってしまいます。

これまでの継続が水の泡になってしまいます。

終了したら消していく

実行した計画はその都度消していきましょう。

鉛筆でもいいですが、赤いサインペンなどで目立つようにしてもいいでしょう。

わたしは実行した計画を消すときに

やすひろやすひろ

これでまた理想の自分に近づいた

と実感しています。

あなたも、終了した計画を消すときに、自分のテンションが上がる方法を見つけましょう。

終了した計画を消すときに絶対にやめてほしいことが1つだけあります。

絶対にやめて

消しゴムを使って消すこと

消しゴムを使って消すと、1日1日の計画を積み上げることができません。

つまり、自分の成長が実感しづらくなってしまうのです。

ノートが無駄になるから消しゴムを使うなんて考えてはいけません。

より大切なものを失うことになりますよ。

計画を立てることで得られるメリット

夏休み中、1日1日計画を立てて過ごすことには、さまざまなメリットがあります。

そのなかでも、毎日計画を立てることで得られる最大のメリットを3つ紹介します。

考える時間の短縮

朝の段階でその日1日の計画を立てておけば、いちいち次は何をしようかと考える時間を短縮することができます。

その日のうちにやることが増えれば増えるほど、やることの切り替えは増えます。

そのたびに次は何をしようかと考えていたら、かなりの時間をムダにしてしまいます。

その日1日の計画をあらかじめ立てておけば、ムダな時間を使わずに済みます。

でも、朝に1日の計画を立てるのに時間がかかっては意味がありません。

だから、1日の計画を立てるのは10分以内と決めましょう。

もし計画が完成しなくてもそこでいったん終了しましょう。

他にやることが思いついたら、あとから追加すればいいのだから。

 やるべきことが目に見える

あなたは、これからある場所に行かなくてはならない。

そのとき次のどちらを選択しますか?

どちらを選択しますか?

暗闇の草原?
明るい道路?

ほとんどの人が『明るい道路』を選択するでしょう。

なぜなら、進むべき方向が明確だから。

これと同じで、人ってやるべきことが明確になっていると、それを確実にやるようにできているのです。

ゲームでもただ漫然とやるゲームより、ゲーム側からミッションがあたえられ、そのミッションをクリアするゲームのが熱中しやすいのもそのせいです。

だからと言って、誰かに命令するまで待っているのではよくありません。

自分でやるべきことを明確にする必要があります。

その方法こそが、ノートに1日の計画を書くということなのです。

成長が実感できる

 一番最初にも言いましたが、

絶対に失敗しない計画

計画を立てないことを計画する(無計画)

計画を立てないということは、基準がないということ。

つまり成功も失敗も判断できないということです。

計画を立てることで基準がつくられ、成功か、失敗か判断することができます。

だからと言って、そこまで大げさに考える必要はありません。

やすひろやすひろ

できなかったことはできなかった

ただそれだけのことです。それをまた翌日にやってもいいでしょう。

でも、計画を立てていないのであれば、何ができなかったかに気づけません。

あなたが計画を立てていたから、気づけたことなのです。

自分のできたことに気づく。自分のできなかったことに気づく。その積み重ねが成長につながるのです。

無計画だと絶対に失敗しないが成長もしない。

計画を立てると失敗をするかもしれないが、成長もする。あなたはどちらを選択しますか?

まとめ

今回は計画の立て方と、計画を立てることによって得られるメリットについて紹介しました。

それらについて、簡単に振り返っておきます。

具体的な計画の立て方

⓪5mm方眼のノートを用意する
①理想の自分像をつくる
②計画を立てるのは当日の朝
③終わったら消していく

計画を立てることで得られるメリット

①考える時間の短縮
②やるべきことが目に見える
③成長が実感できる

最後まで読んでくれてありがとうございます。

この記事を読んで

男子生徒男子生徒

この夏休みは、毎日計画を立てよう

と思ってくれたら、とてもうれしく思います。