alluring young woman preparing potion against black background

こんにちは。やすひろです。

わたしのことを
魔法使いだと思っている
生徒が少なからずいる。

この際だからはっきり言います。

わたしは魔法使いではない。
ただの塾講師です。
いや、ただのおじさんです。


仮に魔法が使えるのなら
勉強を教えるなんて
まどろっこしいことをせずに
魔法を使って
キミたちの成績を上げます
よ。

魔法が使えるならね。
わたしもそこまで底意地は
悪くない
ですから。

でも、わたしの担当している生徒
全員が成績が上がっている
わけではありませんよね?

これでわたしが魔法使いではない
ことをわかっていただけたでしょうか?

授業は呪文ではない

わたしは塾講師なので
授業をすることが仕事です。

教師が生徒に教える
それが一般的な授業形態でしょう。

教師であるわたしは
生徒に授業を展開します。

その授業で話す内容は
決して魔法の呪文ではありません。

しいて言うなら
「成長のヒント」だと思ってます。

教科書をベースに教えるのだから
教える内容は人によって大差はありません。

なのに、
なぜかあの教師が教えると
生徒の成績が上がりやすい

という事例が現実に起こります。

なぜでしょうか?

それはその教師が
生徒を動かす力に長けているから。
生徒が動いて初めて
成果に結びつくのですね。

教師が生徒を支援できるのは
ギリギリのところまでです。

サッカーでいったら
ゴールキーパーも抜いて
あとは無人のゴール
向かって蹴るだけ
まで
ボールを運ぶことはできます。

でも教師は
ボールを蹴ることはできません。
ボールを蹴ることができるのは
生徒だけなのです。


授業を呪文だととらえている生徒は
教師がボールも蹴ってくれると思っています。

現実に目を向けましょう。
あなたは授業を受けるだけ
自分の納得のいく成果が
得られていますか?

得られていないのだとしたら
教師は魔法使いではないのです。

ただ座っているだけは…

ただ座っているだけ
それで明るい未来がやってくるなら
わたしは喜んで座り続けます。

でも現実はどうでしょう?

ただ座っているだけでは
退屈ですよね?
腰が痛くなりますよね?
立ち上がりたくなりますよね?


授業中のあなたはどうでしょう?

残念ながら、授業中は
座っていなくてはいけません。
つまり腰が痛くても
立ち上がることは難しいです。

でも、退屈でしょうか?

あなたが小中学生
学校の授業が退屈なら
それは認めましょう。

でも、
高校生であったり
塾に通っていて
その授業が退屈だというのには
疑問を感じずにはいられません。

なぜなら
自分の意志で選択しているのだから。

義務教育の小中学校と違い
塾や高校は本当に
嫌ならやめればいいのです。

そことは向き合わずに
授業中に退屈だと言って
ただ座っているだけ
の状態では、教師に失礼です。

教師に対してよりも
あなた自身にとってよくないです。

ただ座っているだけでは
明るい未来は決してやってきません。

無駄に時間を奪われて
暗い未来がやってくる
可能性すらあります。


わたしはやるなんて言ってない。

それは通用しません。
その場にいるということは
やると表明しているのと同義
です。

やらないのであれば
その場に来ることをやめましょう。

その場にいてやらない人は
すごく目立ちます。

わたしは
大人数の食事会が苦手です。
やる気なく参加していた時は、
必ずバレました


「全然楽しそうじゃないけど」
「なんで来たの?」

参加者に
余計な気を使わせてしまいます。
だから決心しました。

食事会をはじめ、
気の向かない場には
一切出向かない
と。

場に出向いた以上
退路を断って
やる気全開でのぞむ。

それが場に参加する覚悟だ。

すべては自分次第

小中学校の授業のように
強制的に参加させられる
場もあります。

でもこれだけは
心に留めておいてください。

どんな場でも
必ず学びはあります。

学びを得るかどうかは
自分次第です。

せっかく参加するのです。
「なにか1つ学ぼう」
この姿勢で臨んでください。

なにか1つ
たった1つでいいのです。

その姿勢で臨めば
その場に参加時間は
あなたにとって
有意義なものになるでしょう。

仕事柄、生徒から

あの先生は
教えるのが下手だから
説明が理解できない

という声が出ます。

これが真実であったとしても
それにどう対処するか
自分次第ですよね?

それをできない理由にする
それを理由にがんばる


とらえ方によって
方向性は180度変わります。

すべては自分次第なのです。

ちなみにわたしは
それをできない理由にする
それを理由にがんばる
どちらも素晴らしいと思います。

だって、1つ学びを得ているから。

今回言いたかったのは
場に参加しているにもかかわらず
ただ座っているだけでは
何も変わらない。

むしろ、退化していきます。
特にわたしの授業では。

だって、
わたしは魔法使いでなくただの塾講師。
いや、ただのおじさんなのだから。

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