こんにちは。やすひろです。
塾講師歴20年のやすひろが、塾選びのポイントをできるだけ具体的にお伝えします。ぜひ参考にしてください。
なお、今回の内容は、完全にやすひろ個人の見解です。ご了承ください。
では、早速本題に入りましょう!
塾選びのポイント
近所にあるから
友達が通っているから
兄弟が通っていたから
これらの理由などで、大切なお子様の塾を選ぶのはおススメできません。
最初は、どんなスタイルの塾があるのかを知って、できるが限りお子様に合った塾を選ぶようにしましょう。
どんな塾があるのか?
ひとえに塾といっても、さまざまな指導スタイルや形態があります。正しい塾選びをする前に、これらについて簡単に知っておくことはとても大切です。
指導スタイル
指導スタイルだけでもさまざま。塾によっては指導スタイルを併用しているところもあります。主な指導スタイルを紹介します。
◇集団指導
最大40名程度で1クラスを形成し、1人の教師がクラス全員に指導。学力別にクラス編成をしていることがある。学校の授業に近い指導形式。
◇個別指導
教師1人に対して、生徒1人から最大3人を指導。生徒の学力にあわせたカリキュラムを組めるのが魅力。家庭教師も個別指導にふくまれる。
◇自立学習
教室内の学習環境を保つために教師が1人または複数人いる。主に、自分が勉強したい内容を、自分のペースで学習する。質問対応できる教師がいることもある。
◇オンライン授業
インターネットを使用した授業形態。生徒が教師を選ぶことが自由にできる。たとえば、沖縄によい教師がいて、自分の住んでいるのが北海道だとしても、受講することができる。
塾の形態
◇大手塾
全国展開しているか、地域に数十校校舎がある塾。駅前に大きな校舎があったり、テレビでコマーシャルをやっている塾。システムがしっかりしている。通っている生徒はとても多い。
◇中小塾
地域に数校校舎がある塾。塾長の多くは、大手塾から独立した場合が多い。大手塾に比べて、システムがしっかりしてないことがあるため、校舎によって格差があることもある。
◇個人塾
1人の教師が中心となって、1つの校舎を運営している。塾長が運営しているので、大枠のシステムはあるが、かなり自由度が高い。
どの塾がいいのか?
指導スタイル、塾の形態はだいたい理解できたでしょうか?それでは、さっそく、やすひろ的結論を発表します。何度も言いますが、個人的な見解ですので、あしからず。
個人塾
※(指導スタイルは問いません)
やすひろが、個人塾がベストだと考える3つの理由
メインの教師が変わらない
何をどう学ぶかも大切ですが、お子様にとって、『誰から学ぶか』が一番大切なことです。実際、英語の先生が好きだから、英語の勉強を頑張って、成績が上がった。なんてことザラにありますよね。塾でも同じなのです。先生との相性はとても大切です。大手個別指導では、教師が変わるリスクが他と比べると高いのではないかと思います。
あふれるスピード感
程度の差こそあれ、どこの塾も『生徒第一主義』に徹しています。ただ、大手塾や中小塾と決定的に違うのは、『スピード感』です。取り入れようと決めてから、実行するまでのスピード感は個人塾が圧倒的に勝ります。なぜなら、考える人と決定する人が同一人物だからです。
同調圧力がかかりにくい
生徒が多くなればなるほど、校舎が多くなればなるほど、生徒、保護者側の自由度は下がります。その分システムがしっかりしていると言えばそうですが、必要ない講座が必修だったりすることはあまりにも理不尽です。1家庭ずつの状態を確認するのは非常に困難になるので、大手塾がそうせざるを得ない状況も理解できます。個人塾では、費用面でも対応してくれる塾もあるのではないでしょうか。
入塾前に必ずやるべき3つのこと
やすひろが言うなら、評判のいい個人塾に早速入塾しよう。
そう思ったあなた。ちょっと待ってください。実際に入塾する前に確実にしておいてほしいことがあります。
①体験授業
②校舎責任者との懇談
③個別指導の場合
体験授業
おいしそうなソーセージがあります。このスーパーでは試食販売していますが、あのスーパーではしていません。あなたはどちらで買いますか?わたしは試食してから買います。塾でも同じです。営業トーク、友達が通っているから、そんな安易な理由で決め手は絶対にダメです。塾代は結構な費用が掛かります。必ず体験授業を受けてから判断してください。皆がいい塾が、あなたのお子様にとっていい塾とは限りませんから。
校舎責任者との懇談
ここが一番重要です。いくらお子様がその塾を気に入っていても、保護者様がその教師に違和感を感じたら、絶対に入塾してはいけません。もし、お子様の成績が上がらなかったとき、『あの教師が教えているからだ』と絶対に思います。そのときでは遅いのです。第一印象というのはとても大切です。家庭のことを聞かずに営業トークばかりしてくるときのは危険信号です。
個別指導の場合
もし、個別指導の場合は、必ず「もし、塾に入ったら体験授業の教師が担当してくれるのですか?」と必ず確認してください。どの塾も新規の生徒は欲しいです。体験授業のみを担当する教師を置いている塾や校舎もあります。個別指導の場合は、必ず確認することをお勧めします。
まとめ
塾は『個人塾』がおすすめ。
入塾する前に絶対にやってほしいことは
教室責任者をしっかり見ましょう
担当教師の確認をしましょう
あなたのお子様が最高の塾に巡り合う参考になったらうれしいです。