こんにちは。やすひろです。
2月は塾を探している人が多いです。
多くの塾は募集活動が活発化しています。
塾を探しているあなたに
絶対してほしいことがあります。
それは
直接会って話を聞くこと
です。
しかし、
入塾説明会等で
絶対にしてはいけない
質問が1つあります。
「塾っていつから通えばよいか?」
この質問をした場合
塾の回答は
「できるだけ早く」
が多数を占めるでしょう。
塾は私企業ですから
利益を追求するのは当然です。
できるだけ早く入ってくれたら
それだけ売り上げが上がりますからね。
かつてのわたしも
「できるだけ早く」
と回答していました。
でもそれって本当に
生徒のためになっているのか?
そう思ったわたしは
「できるだけ早く」
と回答するのを一切やめました。
塾に入るタイミングを聞かれたら
「本人の意思が固まったら
いつでも来てください」
と回答するようにしています。
その理由について詳しく見ていきましょう。
通うのは生徒本人だから
いくら、教師や家庭が熱心にやっても
実際に塾に通うのは生徒本人なのです。
そう考えると
「塾っていつから通えばよいか」
と生徒以外が質問し、答えるのは
少しずれていますよね。
この質問を
他人がしている状況では
生徒本人のやる意思が
固まっていないのだから。
塾に入るときには
直接話を聞いたほうが良い
と先ほど言いました。
入塾説明会に行くときは
この塾なら入ってもいい
そう思ってから行くようにしてください。
候補の段階で話を聞いてしまうと
うまい営業トークに乗せられる可能性は
ゼロではありません。
塾主導で入塾が決まるのは
あまりいいことではありません。
考えてみてください。
あなたが買った冬のコート
ほしくてほしくて買っていますよね?
まさか、ショップ店員に
押し付けられていませんよね?
塾に入るのも同じです。
仮に成績が上がらなくても
納得できるか?
それくらいの判断基準をもって
積極的な塾選びをしましょう。
結局塾を去ることになる
塾選びを適当にすると
結局塾を去ることになります。
その塾をやめて
これからどこの塾にも
通わないなら問題ありません。
問題なのは塾を移籍する場合。
わたしが指導している地域では
1年ごとに塾を移籍する人が
多数いるそうです。
不思議なことに
わたしの校舎はその波に
飲み込まれてはいませんが。
塾を移籍するのは
家庭にとっては大きなダメージです。
何と言っても費用負担。
塾に入るときの費用はバカになりません。
入塾金、教材費などなど。
塾を移籍するたびに
この費用負担を強いられます。
塾を変えることで
子どもの成績が上がるなら
これくらいの費用は安いものだ
という考えは極めて甘いです。
断言しましょう。
この塾では成績が上がらない
この塾の授業はわかりにくい
という理由で塾を去った場合
塾を移籍しても成績が上がる
可能性はかなり低いでしょう。
なぜって?
人任せになっているからです。
伸びる人はどんな環境でも伸びます。
でも、学習環境は
少しでもいいほうがいいですよね。
だから、生徒の納得は大事なのです。
実際の指導経験から
うちの子全然勉強しないから
学校の授業についていけないから
兄姉が勉強で失敗したから
などの理由で
小学1年生から塾に通わせる
家庭がたまに見られます。
わたしも何名か
こういう生徒を指導してきました。
家庭の強い希望があるため
塾を去ることはありません。
成果はどうでしょうか?
塾に通っていない条件と
比較することができませんが
体感としては特別な成果が
あるようには思えません。
つまり
早くから通う意味は
あまりないと思います。
学習習慣がつくというより、
塾でしか勉強しない
という生徒に育ってしまいます。
これでは、
早く始めてもいい成果どころか
悪い成果が出てしまいます。
塾で習う勉強などは
学校でも体験できます。
まず、学校に任せましょう。
どうしても早いうちから
何かを習わせたいというあなた。
わたしがオススメする習い事は
明日の記事で紹介します。
楽しみにしていてください。
[affi id=19][temp id=2]