こんにちは。やすひろです。
塾で働いているあなたに質問です。
あなたの教室に勢いを感じますか?
質問が抽象的すぎて
どう答えたらよいかわからない
と思ったかもしれません。
わたしの考える
教室の勢いの定義をお伝えします。
それは
成績が上がりそうな雰囲気があるか?
ということです。
塾なので、成績が上がってなんぼの世界
何を差し置いていも成績から目を背けてはいけない
でもそれが一番難しい。
わたしは塾講師として20年間働いてきました。
同じように指導してきているつもりでも
得られる結果は様々でした。
結果がさまざまになる理由
それが教室の勢いだと思うのです。
今回はわたしの経験から判断した
こんな教室は勢いがあるぞ
こんな教室は勢いがないぞ
ということを書いていきます。
勢いのある教室
わたしは教室に勢いがあれば
生徒の成績は自動的に上がっていく
そう思っています。
わたしが考える勢いのある教室は
次の3つを満たしています。
①あいさつ、返事がしっかりできる
②定期的に新入生が入ってくる
③受験生が勉強をがんばっている
①あいさつ、返事がしっかりできる
これらがしっかりできるだけで
教室に活気が生まれますね。
生徒にあいさつをさせる方法は
極めて簡単です。
生徒より先に教師があいさつすること
わたしはあいさつしない生徒を
指導したりはしません。
ただ、教師があいさつしたにもかかわらず
あいさつをしない生徒には指導をします。
相手をいらだたせる行動の1つは
相手を無視すること
だから。
あいさつをされたのに
あいさつを返さない。
それは無視しているのと同じです。
気をつけましょう。
②定期的に新入生が入ってくる
固定メンバーをみっちり
鍛えていくのもいいと思います。
行き詰まりを感じたときに
打破してくれるのが新入生。
教師が一生懸命励ますよりも
同級生のがんばる姿を見たほうが
生徒のやる気は加速します。
だから新入生と言っても
誰でもいいというわけではありません。
生徒に友達を紹介してもらう時は
ともに頑張ろうと思う友人にしよう
と必ず伝えています。
③受験生が勉強をがんばっている
受験生が毎日のように塾に来て勉強している
その姿を下級生たちは見ています。
先輩たちが頑張っているから自分も
そう思う下級生は多いと思うのです。
どれだけ教師が
下級生を励ましたとしても
先輩受験生ががんばる姿を見たほうが
下級生の心には響くでしょう。
塾は勉強をする場所
わたしは必ずしも教師が
主導権を握らなくてもいい
そう考えています。
生徒の多くは教師に言われるより
同級生や先輩の姿を見て
自分もがんばらなくてはと思うことが
多いと思うのです。
わたしの願いは
生徒が今より少しでも成長すること。
そのためのきっかけは何でもいいと思ってます。
こうやって
徐々に教室に勢いが生まれていきます。
そして勢いのある教室になっていきます。
勢いのない教室
反対に勢いのない教室とは
①塾にお菓子を持ってくる
②受験生が勉強しない
③テスト前に欠席が目立つ
こんな教室あるのか?
にわかに信じがたいですよね。
これらすべてわたしが経験した事実です。
簡単に理由を説明します。
①塾にお菓子を持ってくる
塾でお菓子を食べるのが
塾に来る動機になっています。
そんな生徒がまじめに勉強するとは
到底思えません。
塾のゴミ箱がお菓子のゴミで
一杯になるのも他の生徒に悪影響です。
②受験生が勉強しない
受験生にもかかわらず
塾に来るときは死にそうな顔
塾から帰るときは満面の笑顔
勘違いしないでください。
新たな学びを得たことによる
喜びの笑顔ではありません。
塾から解放されたという
喜びの笑顔です。
塾が苦痛になっている時点で
塾を辞めたほうが身のためです。
③テスト前に欠席が目立つ
テスト対策になると
欠席する生徒が多い
これも本人の自由なので
とやかく言うつもりはありませんが
こういう生徒の大半は
テストで結果を残せません。
ひどい場合は
塾のせいにされることもあります。
過去のわたしは、保護者様に
どうぞお引き取りください
と言ったこともあります。
テスト前に欠席される
テスト前に他の用事を優先される
そういう生徒が多くいるということは
教室が信用されていないのかもしれません。
それでは勢いは生まれません。
わたしは、
教室を運営していくなら
勢いのある教室がいいと思っています。
①あいさつ、返事がしっかりできる
②定期的に新入生が入ってくる
③受験生が勉強をがんばっている
この3つがしっかりできる
勢いのある教室をつくっていきます。
最後に
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