個別指導は〇〇が難しい。

こんにちは。やすひろです。

あなたに質問です。
塾が家庭から期待されていることって
いったい何だと思いますか?

やすひろ
やすひろ

子どもの成績を上げること

だとわたしは思います。

生徒の成績を上げるためには

生徒の成績を把握すること

が必要不可欠です。

最新の定期テストの結果
直近の模試の偏差値など
生徒の成績を上げるために
まずは現在の生徒の成績を把握する
必要があります。

クラス指導では一斉に調査したり
ベテラン教師は成績の聞きだしに慣れている為
スムーズに把握することができます。

しかし個別指導はどうでしょうか?
個別指導は成績把握が難しい
とわたしは思うのです。

その理由は

成績の聞きだしがうまくない教師もいる
自分だけ把握していればいいという教師がいる

成績を上げることを求められている塾が
生徒の成績すら把握していない。

どういうことになるか
は安易に想像がつきますよね?

やすひろ
やすひろ

そうです。退塾につながるのです

成績の聞きだしがうまくない教師もいる

私見ですが、
自信をもって教えられていない教師に多いです。

教師
教師

自分の教え方がよくないから点数を聞きにくい

と思っているのです。
その考えは少し改めたほうがいいです。

なぜなら、
絶対に成績が上がる指導法は存在しないから。

わたしたち塾講師にできることは
指導に最善を尽くすこと。これ以外ありません。

保護者様
保護者様

最善を尽くすだけではなく、結果も出してほしい

その気持ちは十分理解しています。

最善を尽くしたからといって
結果が伴うかといえばそうとは限りません。

たとえば
医師は命が危うい患者の手術に最善を尽くす。
それでも確実に患者の命が助かるかというと
そうとは限りませんよね?

勉強もそれと同じなのです。
教師が最善を尽くしていれば
その姿勢は生徒にも伝わります。

生徒に指導する時は
自信を持って堂々と
これだけは確実に実行しましょう。

自分だけ把握していればいいという教師もいる

個別指導の教師の中には
自分が担当している生徒は
自分だけの生徒だと思っている教師

が存在します。

当然、
生徒の成績はきっちり把握しています。
しかし、困ったことに
その教師しか把握していないのです。

クラス指導ではありえませんが
個別指導ではありえるのです。

教師
教師

なぜ、自分だけが把握しているだけではダメなのでしょうか?

その答えはシンプルです。

やすひろ
やすひろ

あなたは保護者対応をしないから

保護者対応をするのは
校舎を任されている教室責任者でしょう。

保護者から学習相談の連絡を受けたときに
教室責任者がその生徒の成績を知らない
なんてことになったら、相談を切り上げて

保護者様
保護者様

退塾します

最悪そうなりかねません。

だから、生徒の成績を聞き出したら
教室担当者に報告しましょう。

ありがちなのは
いい結果の時だけ自慢するように
勝ち誇って報告する教師。

その報告もありがたいですが
教室責任者が欲している成績報告は
悪い成績をとってしまったとき。

たいていの家庭は
1回悪い成績をとっても
次頑張りなさいと言って猶予をくれます。

しかし、2回連続になったら
我慢してくれることはないでしょう。

だから悪い成績をとったときは
すかさず報告してほしいのです。

仕組みで解決しよう

成績把握を確実にやるためには

テスト直後の授業で答案を持ってこさせる

これが一番手っ取り早いです。
生徒の答案をコピーして保管しましょう。

コピー機がない場合は
定期テストの得点記入表を作って
毎回記入
していきましょう。

教師
教師

成績が悪い生徒は答案を持ってこないのでは?

確かにその通りですね。
その時は教室責任者を頼りましょう。

家庭に連絡してもらって
答案を持ってこさせるのです。
それにも応じない家庭は
成績に関心がない家庭なのかもしれません。

生徒の成績を把握していない塾なんて
存在しないと思います。

しかし個別指導の場合
担当教師は把握していても
教室責任者が把握しづらい場合があります。

自分だけが担当生徒の成績を
把握していたらそれでいいというわけではありません。

他の教師が成績を確認したい場合
いつでも確認できる状態にしておくことが
退塾を予防するうえで大切なことなのです。

最後に

[temp id=2]