こんにちは。やすひろです。
塾講師をしていると、生徒の夢や目標を聞くことが多い。
- あなたは、生徒の夢や目標を聞いてどのように返答しますか?
- わたしは、うまくいくといいねと答えます。
まさか、
そんなの無理に決まっている
なんて言ってないですよね?そんな返答をするくらいなら、無視したほうがまだマシでしょう。
人に嫌われたい
あなたがどうしても人に嫌われたいのであれば
になることをオススメします。
ドリームキラーとは、その人の夢を殺す人のこと。たとえば
オレは将来、政治家になる
と言っている生徒に向かって
お前なんかがなれるわけがない
といってしまう。なぜ言い切れるのでしょうか?
あなたにはその生徒の未来が明確に見えているのでしょうか?
もしそうなら、異論はありませんが、そんな人はいないでしょう。
目標クラッシャーとは、その人の目標を壊すこと。たとえば
今月の売り上げ目標は1000万円です
と言ってきた部下に向かって
そんなの無理に決まっている
という上司。その目標をどうやったら達成できるかを考えるのが上司の仕事なのではないでしょうか?
それをやる前から無理だと言い切り、はりきっている部下に伝えるのはどうでしょう?
見てきたように、『ドリームキラー』や『目標クラッシャー』は
どうにかして人に嫌われたい
という真の狙いを持っているのでしょう。
真の狙いに忠実に生きている人の邪魔を、わたしごときがしてはいけないのかもしれません。
ダブルスタンダード
将来の夢を語る生徒に向かって
お前なんかがなれるわけがない
というドリームキラーに子どもがいたとしましょう。幼いわが子が『将来は宇宙飛行士になりたい』と言ってきても
お前なんかがなれるわけがない
と返すのでしょうか?もしそうならば、『人に嫌われたい』という真の狙いに忠実なドリームキラーとして、あなたのことを誇りに思います。
真の狙いに忠実な人もいるかもしれませんが、大切な幼いわが子には「お前なんかがなれるわけがない」と言わないと思うのです。
生徒だって人の子です。その生徒の親が、ドリームキラーの発言を聞いたら悲しい気持ちになるでしょう。
それがわからないのでしょうか?
自分は嫌だけど、他人ならいい
ダブルスタンダードは良くありません。その考えは今すぐ改めよう。
未来はわかる?
未来を正確に判断できる人はいません。だからわたしたちは未来に希望を持ったり、未来に不安を抱いたりするのです。
だから人生は面白いのです。
人にとって不確定な未来の1つを、『ドリームキラー』や『目標クラッシャー』の発言は、確定させる力を持っているかもしれません。
それは
お前なんかがなれるわけがない
そんなの無理に決まっている
この言葉を聞いて、あきらめてしまったら、その人の未来は変わってしまうでしょう。
『ドリームキラー』『目標クラッシャー』の描いた不本意な未来に。
この程度の言葉であきらめるのか?
と主張するドリームキラーもいます。その主張には、
あなたに発言する権利があるのか?
とカウンターをかましてやりましょう。未来は誰にも分らない。だから、わたしたちは、あきらめさせるのではなくて、応援してあげたらいい。
やらずに判断するのは少しダサい
これからも、わたしは『人がやりたい』と思っていることは全力で応援するスタンスでいきます。
だって、この世の中はやってみなくちゃわからないことばかりなのだから。