こんにちは。やすひろです。
後輩教師の育成が思うようにいかなくて
悩んだことはありませんか?
後輩教師なんかに期待してない。
すべて自分でやるからいい。
これも一つの正解ですね。
どちらかと言えば
わたしもこの考えに近いです。
でも塾で指導していると
物理的に自分だけでは
担当できないことも
多々出てきます。
その時に
質を落とさずにやるためには
安心して任せられる後輩教師の
育成は必要不可欠です。
今回は
あなたが安心して任せられる
後輩教師の育成について
書いていきます。
あなたの参考になったら嬉しいです。
これだけはするな
後輩教師の育成方法は
さまざまあると思いますが
これまでわたしが実践してきた方法で
かなりの確率で失敗したのは
まずは思うようにやってみろ
です。
たとえば
3日後に模擬授業をやる
とだけ伝えて
あとは後輩教師に考えさせる。
後輩教師が新人だった場合
何を考えたらいいの?
となってしまいます。
経験の浅い後輩教師も同様です。
まずは思うようにやってみろ
は後輩の育成とは言えず
貴重な育成の時間を
ムダにしているだけなのです。
うまくいっても
まずは思うようにやってみろ
と後輩教師に指示して
後輩教師がしっかり考えて
準備してきたとしても
必ずしもうまくいくとは限りません。
なぜなら
授業に正解はないからです。
正解があるとすれば
あなたがいい授業だと思う授業です。
つまり
正解はあなたの中にあるのです。
後輩教師が自分で考えて
いくら準備をしてきても
あなたが正解と思う授業を
することはほぼないでしょう。
それなのに
あいつ使えないな
と思うのは少し違うと思うのです。
あなたがこういう授業をしてほしい
というのがあるのであれば
まずは思うようにやってみろ
というのではなく
後輩教師に実際にあなたの授業を
見せてあげましょう。
できれば
後輩教師が実際に指導する単元を
してあげたほうがよいでしょう。
一気に教えすぎない
だからと言って
最初からたくさんのことを教えすぎると
後輩教師の頭もパンクしてしまいます。
だから
あなたが授業に
これだけは必要だと
思うことを3つに絞って
後輩教師に伝えましょう。
わたしの場合は
①正確な内容
②スピード感
③堂々と
これだけです。
詳しく説明すると
①正確な内容
完璧に内容を入れてきたのなら
何も言うことはありません。
もし、用語などに不安があるなら
テキストを読んでもいいと思ってます。
教師が気づかずに
間違った内容で教えてしまうと
生徒からの信頼を一気に失います。
何を差し置いても
正確な内容だけは守ってほしい。
②スピード感
板書するスピードを
できる限り早くしてほしい。
字がうまい下手よりも
ダラダラ書かれるほうが
授業はダレてしまいます。
板書の字は
生徒が読めればそれでいいので
丁寧さよりもスピードを重視しましょう。
速く書くには練習が必要です。
③堂々と
緊張すると誰でも
早口になりがちです。
だから意識的に
ゆっくり話すようにしましょう。
緊張しているときは
ゆっくり話しているつもりでも
授業としては
ちょうどよい速さになっています。
後輩教師は頼もしい
安心して任せられる後輩教師が
いるのはとても頼もしいです。
どの塾でも役に立つ
後輩教師でなくても
あなたにとって役に立つ
後輩教師であればいいのです。
そのためには
まずは思うようにやってみろ
というのではなく
自ら授業の手本を見せましょう。
安心して任せられる後輩教師は
必ずあなたを助けてくれます。
心を込めて
狙いをもって
後輩教師を育てましょう。
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