悩める受験生。懇談で保護者様から相談されました。

こんにちは。やすひろです。

年末年始は受験生を誘惑するイベントが多くありますね。先日クリスマスは終わりましたが、1週間もすればお正月がやってきます。

わたしは、

やすひろ
やすひろ

受験生であっても、行事は節度をもって楽しんでもらいたい派

です。受験生だからといって、さまざまな行事の参加を見送って、勉強をし続けるというのはあまりよく思いません。家族も余計気をつかいますしね。

これは完全にわたしの経験談ですが、行事に参加せずに勉強していても、行事が気になってしまい、ことのほか勉強には集中できていません。

やすひろ
やすひろ

だったら、いっそのこと行事に参加しちゃいなよ

ということです。ただし、節度をもつことを忘れずに。たとえば正月三が日。丸三日間自宅にいるにもかかわらず、なにも勉強しないというのは受験生としての自覚が欠落しているといえるでしょう。

勉強も筋トレと同じで、1日休んでしまうと、その分を取り返すのがしんどくなります。だから、あなたが受験生であるのであれば、まったく勉強しない日をつくるのは避けましょう。

ある保護者様から

保護者様
保護者様

うちの子、テスト前でも家の手伝いをするんで

と困った様子で相談されたことがあります。その生徒の点数はお世辞にも高いほうとは言えませんでした。

保護者様は

保護者様
保護者様

うちの子、テスト前でも家の手伝いをするんです

とまでしか言いませんでしたが、おそらく心の中では

保護者様
保護者様

そんなことをしているから点数が低いんです

と思っていたかもしれません。わたしは、保護者様の言葉を聞いたときにすかさず言ったことは、

やすひろ
やすひろ

素晴らしいお子様ですね

わたしは、その生徒に家の手伝いを禁止したとしても、その時間勉強するとは到底思えませんでした。理由はシンプル。自発的に勉強するなら、家の手伝いはしないから。

勉強しない代わりにすることなんて、ゲーム、睡眠、マンガを読むなど山ほどあります。それらの自分の欲求を満たすことをせずに家の手伝いをする。具体的には食器洗いだそうです。

そうやって、勉強しない代わりに家族に貢献する。その姿勢はとても素晴らしいと思うのです。さらに家の手伝いを自発的にやっていることがさらに素晴らしい。だからわたしは正直に

手伝いをやめさせても勉強はしないと思います。だって勉強したくないのだから。手伝いもしない、勉強もしないとなるよりも、手伝いは続けてもらいましょう。そのほうが家族のためになりますから。

と伝えました。

時間の使い方

どういう仕組みを作っても、勉強しない人は勉強しません。わたしはそれもまたその人の人生だと思って割り切っています。相手がだれであっても。

考えてほしいことは、

やすひろ
やすひろ

今やるべきことは何なのか?

をしっかりと考えること。勉強がやりたくないなら、高校進学もやめたらいい。本人にその覚悟があるなら、他人は口をはさむことはできません。

やるべきことがはっきりしていて、それをやると決めたのであれば、あなたがやると決めたことに時間を割きましょう。

やるべきことだけに集中せよというつもりはありません。できるだけ多くの時間を割くことが成功への近道です。自分のために使っている時間を優先的にやるべきことに回しましょう。

すべてのことをやるべきことに費やすのは疲れてしまうのであれば、少しの時間を他人のために使いましょう。俗にいう他者貢献です。他者貢献は心を豊かにします。

人生は長いようで短いです。自分がやりたいことだけをやって生きていくのも人生です。やりたいことをやるために、やらなければならないことがある。これもまた人生なのです。

最後に

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