受験生の保護者様からの疑問に現役塾講師が答えます

こんにちは。やすひろです。

今回は多くの受験生の保護者様からよせられる
ある1つの疑問
にやすひろが答えていきます。

その疑問とは

保護者様
保護者様

うちの子供は英語が極端に苦手だけど
それで入試に不合格になることはありますか?

結論を言います。

やすひろ
やすひろ

おそらくないでしょう

ただし、絶対に不合格にならないと
言っているわけではありません。


わたしが言っているのは
入試本番で英語の得点が
限りなく0点に近かったとしても
それだけでは不合格になる可能性は
限りなく低いということです。

なぜなら入試の合否判定は

やすひろ
やすひろ

試験科目の総合点で決まるから

英語が壊滅的にできなくて
それが原因で不合格になる場合は
総合で失点できる点数が
英語の配点を超えてしまった場合。


数値を使って具体的に説明すると
入試科目が5教科で各100点満点
合格ボーダーが401点以上となっていた場合
入試科目のうちの1つに英語があって
英語の得点が0点であれば
他の4教科で満点を取っても
合格ボーダーの401点を超えることができません。

よって英語ができなかったせいで
合格を勝ち取ることができなかったと言えます。

でも、これはかなり極端な例ですので
現実には起こりにくいと考えられます。

だから、保護者様が

保護者様
保護者様

うちの子供は英語が極端に苦手だけど
それで入試に不合格になることはありますか?

と質問する本当の目的
ほかにあるのと思うのです。

本当の目的とは?

保護者様の本当の目的は

保護者様
保護者様

英語を何とかしてほしい

ということでしょう。

たとえば模試の結果などで
英語だけ抜群に点数が低い。

この結果を見れば
英語の点数を伸ばせば合格に近づく
と普通は考えてしまいます。

わたしたち塾講師の指導で
英語の得点が爆伸びする生徒の多くは

やすひろ
やすひろ

勉強量が不足している生徒

です。

こういう生徒には
強制的に課題を与えたり
強制的に塾に来させたり
して
点数を伸ばせる可能性があります。

ただし、お子様本人に

生徒A
生徒A

苦手を克服したい

という強い意志があることが大前提です。

逆に
英語の勉強に時間を割いていて
他人から見てがんばっている
感じられる生徒は
今後爆伸びする可能性は低い。

お子様が

生徒A
生徒A

英語は絶対無理

と思っている場合も同様です。

苦手なことはやりたくない?

漢字は10個覚えるのに3分かかる
英単語は10個覚えるのに10分かかる

このように
同じ10個覚えるのでも時間の差は生じます。
これを各教科で考えてみましょう。

得意な数学は1時間勉強すれば
平均点はとれそうだ。
苦手な英語は1時間勉強しても
平均点なんて到底無理だ。
となるでしょう。

英語で平均点をとるためには
どうしたらよいでしょうか?

答えは簡単

やすひろ
やすひろ

勉強時間を増やせばいい

でも、『言うは易く、行うは難し』です。
しかも自分が苦手なこととなるとなおさらです。

生徒A
生徒A

苦手なことはやりたくない

これは受験生に限定したことではなく
わたしを含め誰もがそうだと思います。

でも不合格にはなりたくない

苦手なことはしたくないし
不合格にもなりたくない。


だったらやるべきことは1つ

やすひろ
やすひろ

得意教科を伸ばそう

苦手教科を10点伸ばしても
得意教科を10点伸ばしても
結果は同じです。

なぜなら入試の合否は

やすひろ
やすひろ

試験科目の総合点で決まるから

受験生が志望校に合格するための
最大のポイントは

1番得意な教科と
2番目に苦手な教科を勉強する

ことだと、わたしは考えています。

2番目に苦手な教科を克服することは
合格の可能性を大幅に上げます。


なぜなら
1番苦手な教科での失点はある程度
覚悟しておけますが
2番目に苦手な教科での失点は
できる限り抑えたい。

最悪のシナリオとしては
2教科とも想定していた点数を下回ること
これだと不合格になる可能性が高まります。

受験生だけでなく
保護者様にも意識してほしいのは
1教科できないのは仕方ない
2教科目をいかに防ぐか
ということです。

2番目に苦手な教科の克服が
合格へのカギを握っていると言えます。

最後に

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