こんにちは。やすひろです。
誰だって、新しいことを説明する時、できるだけ相手に理解してほしいと思うでしょう。相手に理解してもらう可能性を高めるためには、
質問タイムが必要なことぐらいわかってる
という人も多くいるでしょう。でも、あなたが設定している質問タイムは、全ての説明が終了してからではありませんか?
その質問タイム、あまり意味がありません。
たとえば、説明時間が1時間だったとしましょう。その後に質問タイムを設けたとしても、ほとんどの人は最初のことを覚えていません。
だから、最後に質問タイムを設けても、ほとんどの人が質問する内容を忘れてしまっているのです。
質問がないわけではない
真剣に説明を聞けば聞くほど、質問事項は出てくるはずなのです。
質問はありますか?
と聞いたときに、だれからも質問されないという経験をしたことがあると思います。そうなる原因は、質問するタイミングにあります。
質問タイムを設けるタイミングは
テーマが変わるとき
がいいでしょう。1つのテーマであれば、何とかして理解できます。しかし、複数のテーマになると理解するだけで精一杯になってしまいます。
説明された事柄について、自分なりに考える時間がないと、疑問が浮かびません。だから、質問そのものが生まれないのです。
考える時間を与えて、相手に質問を生じさせたら、説明者がすることは、
できる限り早く質問をしてもらう
これだけです。テーマがなかなか変わらないのであれば、10分毎のように、時間で区切って質問タイムを設けるのもいいでしょう。
大切なのは、相手に質問を貯めさせないようにすること。相手に質問できないんだと思われたら、それ以降、説明に対する集中力は確実に低下するでしょう。
質問タイムは自信の表れ
こまめに質問タイムを設けて、聞き手の質問を受け付ける。こういう説明者は、自分の説明に自信を持っているように見えます。
なぜなら、質問タイムはなかなか恐ろしいことだから。相手がどんな質問をしてくるのかわかりません。説明者にとっては不安を感じる人もいるでしょう。
その不安を取り除くために、大切なのは
知らないことは知らない
わからないことはわからない
と思い行動することです。答えられることはその場で答えればいいのですが、知らないことやわからないことは後日に回答すればいいのです。
あまりよくないのは、知らないことやわからないことであるにもかかわらず、知ったふり、わかったふりをして質問に答えようとすることです。
はっきり言います。
時間のムダです
知ったふり、わかったふりは確実に相手にバレます。ムダに話が長い場合は、“ふり”確定です。あなたはそうならないように、
知らないことは知らない
わからないことはわからない
と正直に伝えましょう。知らない、わからないを認める人のほうが強い人間だとわたしは思います。ただし、後日質問に回答することを忘れないようにしてくださいね。
最後に
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