こんにちは。やすひろです。
テストが終わって、結果が返ってきたときに
今回はうっかりミスが多かった
うっかりミスをたくさんしちゃった
という声をよく聞きます。断言して言いますが、テスト中におこりえるうっかりミスは、
答案に自分の名前を書き忘れる
それ以外にありえません。それ以外で「うっかりミス」と言っているのであれば、それは「うっかりミス」ではなく
単なるまちがい
なのです。
なぜ、答案に自分の名前を書き忘れるのだけがうっかりミスなのでしょうか?
わたしは「うっかりミス」を
だととらえています。
これまで数多くの試験を受けてきましたが、答案に自分の名前を書く確率が50%だという人はほぼいないでしょう。
大半の人は、答案に自分の名前を書く確率はほぼ100%でしょう。でも、今回は書き忘れてしまった。これをうっかりミスというのです。
この問題はいつもできる問題なのに…
という生徒もいるでしょう。でも、その問題ができる確率は答案に自分の名前を書くレベルまで達していたでしょうか?
もしそのレベルにまで達していたら、まちがえないと思うのです。だから、結果的にうっかりミスなんて、ほぼおこりえないということです。
うっかりミスじゃない
テスト返却後
うっかりミスをたくさんしちゃった
と言っている生徒がいたら、解答・解説なしで解きなおしてもらいましょう。
それで、完璧に正解できるのであれば、その問題はうっかりミスなのかもしれません。
何度も言いますが、生徒が「うっかりミス」と言っている問題を完璧に正解できる可能性は極めて低いでしょう。なぜなら、
うっかりミスではないから
生徒のいう「うっかりミス」は、単なるまちがいです。
生徒のいう「凡ミス」というのは単なるまちがいです。
完璧に理解していないからまちがえる。極めてシンプルな理屈です。
自分ができないこと、自分がまちがえたことを生徒は認めたくないから「うっかりミス」と言ってごまかしている。
はっきり言いましょう。テスト結果が68点。
その原因が
答案に自分の名前を書き忘れるレベルのミスを、1度のテストで、何度も繰り返すでしょうか?
ありえないでしょう。
テスト結果が68点になってしまったのは、
ただの勉強不足
それ以外の理由なんてないのです。
うっかりミスをなくすには?
ここまで言っても、
うっかりミスさえなければ…
という生徒がいます。はっきり言いましょう。
人がやることですから、本物のうっかりミスは防ぐことはできません。
つまり、答案に自分の名前を書き忘れることを防ぐことはできません。
忘れるときは忘れます。
でも、点数は上げられます。その理由は、
あなたのうっかりミスは、うっかりミスではないから
つまり、今あなたが「うっかりミス」と言っているものは「うっかりミス」ではないのです。
つまり、あなたは、「うっかりミス」なんてしていない。
あなたが点数を失った原因は、ただのまちがい。
何度やってもできない問題でまちがえただけ。つまり勉強不足なのです。
それを認めたくないから、「うっかりミス」と言ってるだけなのです。
できもしないことを、本当はできるのにと言い訳をしたいのでしょう。
その考えだと、「うっかりミス」は永遠になくならないし、点数も永遠に上がりません。
だって、勉強不足の言い訳を、ありえもしない「うっかりミス」のせいにしているから。
あなたが本気で、今の「うっかりミス」をなくそうと決意したのであれば、やるべきことはたった1つ
「うっかりミス」と言い訳をしない
まちがいを自分の力不足と認め、できるようにするにはどうするかだけを考えるようにしましょう。
人間の力を甘く見ないでください。
それほど頻繁に「うっかりミス」をするほど適当にはできていません。
あなたが言っている「うっかりミス」のほぼすべては「うっかりミス」ではありません。
「うっかりミス」でごまかさない。そう思った瞬間にあなたの快進撃がはじまります。