こんにちは。やすひろです。
オレは生徒に嫌われたい
という教師はほぼいないでしょう。教師のほとんどは生徒に好かれたいと思っているでしょう。わたしも嫌われるよりは好かれたいです。
今回は、あなたが爆発的に生徒に好かれる会話術を紹介します。その会話術とは
間接的にほめる
具体的には
この前〇〇先生がキミのことをほめていたよ
と言った感じです。注意したいのは、ほめていた内容があまりにも抽象的すぎると、
ウソを言っているのではないか?
と生徒に疑われてしまいます。そうならないように、ほめる内容はできる限り具体的にすることをオススメします。
わたしは、その先生が言っていたことをそっくりそのまま伝えるようにしています。
〇〇くん、よく勉強しているのが、テスト結果から伝わってくるって△△先生が言ってたよ
こんな感じです。
他の先生が、生徒をほめているのを聞く機会があまりない
何もしなければ、普通はないでしょうね。だから、意識的に作っていくのです。
このクラスだと誰ががんばっている?
こんな会話をするだけでいいのです。そして、一番最初に発言するのはもちろん自分。だから、
わたしは、〇〇くんの授業に取り組む姿勢が変わったように感じる。△△先生は、このクラスのなかで、誰ががんばっているように見えます?
といった具合に。あと大切なのは、頻度。こういう会話を1学期に1回くらいしかしなければ、教師から有益な回答は得られません。最低でも月1回。できれば、2週間に1回はしたいですね。
この使い方は絶対にダメ
このクラスだと誰ががんばっている?
この問いかけをしたときに、すべての教師がこの質問に素直に答えてくれるわけではないことを覚えておきましょう。例えば
がんばってる奴なんていないよ。特に〇〇くんなんてひどいもんだ。
こちらはがんばっている生徒を聞いているのに、がんばっていない生徒を答えてくる。こういう教師はさらに注意が必要だ。
キミもそう思わないか?
と付け加えてくることがある。この聞き返しには、否定も肯定もしないようにしましょう。要は関わらないようにしましょうと言うことです。
関わってしまうと
〇〇先生がキミががんばっていないと言っていた
と伝えられる可能性があるからです。これをされると、あなたの信頼は一瞬のうちに崩壊します。間接的にほめると誰もが喜びますが、間接的にけなされると誰もが怒ります。
間接的にけなすことは、絶対にしないようにしましょう。生徒の話をしていると、生徒の悪いところばかり言ってくる教師が必ずいます。そう言う時は
今はそんな話はしていません
とはっきり言ってもいいでしょう。その会話を続けることに何のメリットもないですから。
何が生徒の心を動かすのか?
間接的にほめる
ことが生徒に爆発的に好かれ
間接的にけなす
と生徒からの信頼を一瞬で失う。
何が生徒の心を動かすのだろうか。それは
目に見えないところでも、自分のことを考えてくれている
と生徒が思うからでしょう。自分の目の前に生徒がいるときに生徒のことを考える教師はたくさんいると思うのです。たくさんいるということは普通なのです。普通では生徒の心は動きません。
自分の目の前に生徒がいないときも生徒のことを考える。または考えていると生徒に思わせる。それが生徒の心を動かすのでしょう。
自分がいないところで、自分のことをほめてくれれば、その人のことを好きになるし、自分がいないところで、自分のことをけなしていたら、その人のことを嫌いになる。
すごく理にかなっていると思います。だから、生徒に爆発的に好かれたければ
間接的にほめる
これを実践しましょう。そして、間接的にけなすことは絶対にやめましょう。
最後に
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