こんにちは。やすひろです。
人のやる気を奪うのなんてたやすいことだよ。
— やすひろ@ただの塾講師 (@Karisuma_Jukuko) March 24, 2022
ここ最近のわたしはそう痛感しています。会社に対しては気持ちが切れているものの、信じて通ってくれている生徒には、一切関係ありませんので、ギリギリのやる気は保っていますが。
わたしの思う、人のやる気を奪う仕事術とは
与えられた権限をはく奪する
わたしの授業以外の仕事のわずかなやる気は、これにより燃え尽きようとしています。
権限のはく奪
権限のはく奪とは、これまで任されていた仕事が急に任されなくなったりすることです。
たとえば
保護者面談をさせてもらえなくなった
入塾面談をさせてもらえなくなった
授業のコマ数が急激に減った
スタッフの面接をさせてもらえなくなった
それってただの降格なのでは?
確かに降格した場合は、これまであたえられていた権限ははく奪されてしまうでしょう。わたしも降格による権限のはく奪であれば受け入れます。
わたしが言いたいのは、降格によらない権限のはく奪。たとえば、これまで任されていた仕事をやろうとしたときに
オレがやっておくからいいよ
と言われてしまう。疑問を感じる余地もなく、ただただやる気を失います。
やる気のない人
チームで仕事をしていくとき、チーム内にやる気のない人が1人でもいたら、士気が下がってしまいます。だから、チームで仕事をするときは、やる気のない人をつくらないようにしたい。
最初からやる気のない人はいないでしょう。仕事が進捗していくにつれて、やる気がなくなってしまう人が出現してしまうのです。
その一番の原因は
チーム内のポジション
だと思うのです。チームに所属するのだから、何かしらの仕事は任されます。その人は、任された仕事をはりきってこなしています。
それがある日、何の理由もなく失われたとしたら?少なくともやる気が失われますよね。こうやってやる気のない人がつくられていくのです。
権限を奪ってはいけない?
一度与えた権限を奪ってはいけないのですか?
わたしはそういうつもりは一切ありません。期待に応えられなければ、権限を奪う必要もあるでしょう。また、同じ仕事ばかり任せていても、やる気を失う人もいるでしょう。
わたしが言いたいのは
任せるにしても、奪うにしても理由を説明せよ
ということなのです。理由の説明は何もなく、権限のみが奪われてしまったら、
自分は信用されていないのだな
と思うのも無理はないでしょう。人は信用されていないと思ったら、その人を信用することはしないでしょう。その人と一緒にやる気をもって仕事する可能性も低くなります。
相手の納得は必要ない
理由を説明しても納得してもらえなければ意味がないのでは?
わたしは、相手の納得は必要ないと思います。誰だって、自分が納得のいく仕事ばかりしていたいとは思うでしょう。しかし、そうはいかないのです。
たとえばトイレ掃除。トイレ掃除を好んでやりたい人って少ないと思うのです。仕事にもトイレ掃除のような誰もやりたがらない仕事はあるのです。
だからといって、その仕事を誰もやらないというわけにはいかないのです。誰かがやらなければいけないのです。自分がやるのではなく、誰かにやってもらわないといけないのです。
その時に、何の説明もなく押し付けるより、任せる理由を説明してくれたほうが、相手も素直に応じてくれる可能性が高い。どんな仕事でも、相手に理由を納得させる必要まではないのです。
納得が必要ないからと言って、理由を説明しなくてもよいというわけではありません。相手の納得感より、あなたの気持ちを伝えることが大切なのです。
一度やる気を失ってしまったら、気持ちをもとに戻すのはかなり難しいと思います。そのためには、できるかぎり
与えられた権限をはく奪をしない
ようにしましょう。はく奪する場合は必ず、理由をセットで伝えるようにしましょう。
最後に
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