こんにちは。やすひろです。
あなたは新人に
これくらい察しろ
と思ったことはありませんか?
新人に察することを期待する
それがそもそも大間違いなのです。
新人はほとんどのことが初めてです。
はじめての状態で何を察しろというのか?
はっきり言います。
新人はエスパーではない
のです。
あなたがどれだけ期待したとしても
新人があなたの気持ちを察して
仕事をテキパキすることはあり得ません。
新人は気持ちを察するべきだ
と上司が思っている以上
新人は仕事ができるようにならないでしょう。
だって、新人は何も知らないのだから。
だから、何かを察するなんてことはあり得ません。
まずは上司が
新人は察することはできない
という認識に立つことが
新人に仕事をしてもらう
最初の一歩になるのです。
言葉にして伝えよ
これくらい
言わなくてもわかるだろう
基準を自分にするのはやめましょう。
新人があなたの思ったとおりの
仕事ができていないと感じたら
あなたがしてほしいように
きちんと言葉にして伝えよう。
言わなくてもわかる
あなたがレストランに入って
100種類くらいあるメニューから
食べたいものを思い浮かべただけで
お待たせしました
と言って
あなたの食べたいメニューが
出てきたら
この店員、エスパーか?
と驚きますよね?
あなたが新人に
察しろと言っているのは
これくらい無茶なこと
を言っているのと同じです。
言わなくてもわかる
そんなことは決してありません。
むしろきちんと伝えたのに
うまくいかないことのが多いくらいです。
言葉にして伝えるのが大事だと
理解したとしても
何度言ったらわかるんだ
とブチぎれるのは論外だというのは
言うまでもありませんね。
時間を与えすぎるな
新人にやってほしい
仕事があったとします。
一週間後までに
これを完成しておいて
のように新人に
大量の時間を与えるのは
失敗する可能性が高いです。
仮に、期日を1週間としましょう。
ほとんどの新人は
最初の6日間は何もしません。
彼らが無能だからではありません。
何をしたらよいかが
わからないからです。
聞かない奴が悪い
この言い分には一理あります。
何をしたらよいか聞かない
新人に対処するために
上司は進捗を確認しましょう。
進捗確認がしやすいよう
新人に与える仕事の期日は
当日中にしましょう。
当日できる分量の仕事を
当日中にやってもらう。
新人にとっては
これをすればいいんだなと
明確にわかったほうが
仕事しやすいでしょう。
任せてやってみよ
まだ新人に任せられない
あなたがそう考えれば考えるほど
新人は一向に育ちません。
なぜなら
新人はあなたの任せたくない
という気持ちに気づいているから。
できることなら責任を負いたくない
そう思っている新人は多いでしょう。
責任を負わないためには
仕事を任されないほうがいいですね。
仕事を任せたくないあなたと
仕事を任せてほしくない新人
利害が一致してしまいます。
でも会社としてはどうでしょう?
新人は何のためにいるのでしょう?
上司の一番の仕事は
新人の育成だと思います。
新人が成長していくために
必要不可欠なスキルは経験です。
まだ新人には任せられない
とあなたが思っていると
新人は一向に経験が積めません。
上司の仕事は
新人に積極的に仕事を任せ
うまくいかなかったときに
責任をとることだと思います。
まとめ
新人の成長なくして
会社の成長はありません。
まず
新人はあなたの気持ちを
察することはできない
という前提に立ちましょう。
新人を育てるための行動
①言葉にして伝えよ
②時間を与えすぎるな
③任せてやってみよ
ぜひやってみてください。
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