こんにちは。やすひろです。
講師歴は20年です。
よろしくお願いします。
教師が果たす役割はたくさんありますね。
優先順位をつけるのは難しいです。
その中で、もっとも大切だと
わたしが考えているのは
『生徒に自分の担当教科を好きにさせること』
です。
それができていれば、
他のことはどうでもいいと思います。
これから教師になる人は
『生徒に自分の担当教科を好きにさせること』
だけに全ての力を集中してください。
そのためにどうしたらよいかについて
説明していきます。
教科内容を極める
何をさしおいても
担当教科の教科内容を極めてください。
これができないことには
何も始まりません。
教科内容を極めるというと
そんなことは決してできない
という人が必ずいます。
確かにその通りです。
わたしは、その基準を
『生徒の質問に瞬時に答えられる』
ことに設定しています。
生徒が安心して頼ることができる
教師になりましょう。
次のレベルは
『説明の選択肢を増やす』
ことです。
生徒の考え方は多種多様。
教師のあなたが1つのアプローチしか
できなければ、好きにさせる確率が
下がってしまいますよね。
教師も教科内容を教えるという
基本をおろそかにしていてはいけない
ということですね。
点数をとらせる
成功体験はものごとを好きになる第一歩です
勉強の成功体験といえば
テストで高得点をとること。
生徒にどんどん点数をとらせて
いきましょう。
生徒に点数をとらせるためには
きちんと教えることが大切。
だから、そんな簡単にはできない。
決してそんなことはありません。
小テストでいいのです。
しかも、あなたが作成した。
問題数も10問程度でいいです。
それなら簡単に点数がとれますよね。
模擬試験や入試問題が
解けるようにするために
むずかしい問題ばかりやる
簡単な問題ばかりやる
どちらかを選択して指導しなさい
と言われたら、ノータイムで
簡単な問題ばかりやる
を選択します。
なぜって?
点数をとれるという成功体験が
いちばん生徒の自信につながるからです。
その結果、
生徒は、あなたの担当教科を
どんどん好きになっていきます。
正確なフィードバック
ほめて伸ばす
叱って伸ばす
わたしはそのどちらも
正しくないと思います。
結果に対して
正確にフィードバックすること
がとても大切です。
生徒が自信を失っているから励ます。
教師はよくしがちなことです。
あなたは、自信を失った原因に
しっかりと注目していますか?
解決しておかないと、
今後大きな影響を与えるのであれば、
それを伝えなくてはなりません。
『そんなことで
自信を失っていてどうするんだ』
果敢にチャレンジしたことが
うまくいかなくて
自信を失っているのであれば
『いいチャレンジだったね。
次回うまくいく方法を考えよう』
結果は同じでも
わたしたちのフィードバックは違います。
思考停止でとりあえずほめるは2流
思考停止でとりあえずしかるは5流
状況に応じて
正確なフィードバックをしましょう。
正確なフィードバックをもらうと
生徒は正確な現在地がわかります。
現在地をしっかりと把握することで
ゴールへの距離も測れます。
ゴールまでの距離が判明すると、
がぜんやる気になります。
そして、あなたの担当教科を
好きになる可能性が高まります。
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