こんにちは。やすひろです。
約20年間塾講師をしてきて、多くの生徒を指導してきました。その中で、大きく成長していった生徒はたくさんいます。大きく成長していった生徒たちに共通することは
素直であること
わたしたち教師から見て、素直だなと思う生徒はもれなく成長してきました。成長していく生徒たちが持っている素直さというのは
わかったふりをしない素直さ
まずはやってみようという素直さ
特徴的な素直さは、この2つです。
わかったふりをしない素直さ
これは生徒が自分自身に素直であるということです。最近の生徒は、本当によくわかったふりをしてきます。この生徒何でも知ってるのでは?と思わせる生徒すらいます。
わかったふりを続けていても、決して成長はしません。だって、わかったふりなのだから。わかっていないのだから。結果につながるはずがありません。
成長していく生徒は
この問題がわかりません
と素直に聞いてきます。質問して理解できないときも、素直にわからないと言ってくれます。そういう生徒に対しては、彼らが納得するまで徹底的に指導してきました。
自分に素直な生徒は、自分ができないことを素直に認められるのでしょう。だから、『今自分のできないことをできるようにすればいい』そう思っているのでしょう。だから成長していくのです。
逆に自分に素直ではない生徒は、わかったふりをしてしまうので、今自分ができていないことに目をつぶってしまうのでしょう。だから成長しないのです。
誰だって、できないことはたくさんあります。それを素直に認め改善に努めるか、素直に認めずに見て見ぬふりをするか、これが成長の大きな分岐点になります。
まずはやってみようという素直さ
先ほどが自分に対する素直さだとしたら、これは、他人に対しての素直さです。自分ひとりの力で成長していこうとするには限界があります。だから、他人の力を借りるのです。
他人にアドバイスを求めて
わかりました、やってみます!
といって、まずはやってみようと思い行動する生徒は、グングン成長していきました。100歩ゆずって、「まずはやってみよう」と思うだけでも成長するのかもしれません。
他人からアドバイスされたにもかかわらず
そんなことをやってもダメでしょ
とか
それはちょっと違うかな
と思ってしまう生徒。これでは成長しません。もしわたしがアドバイスした結果、生徒からそのような様子が見て取れたら
勝手にしなさい
と、こちらからアドバイスをすることはしなくなるでしょうね。見捨てると言ってもいいかもしれません。
それは厳しすぎるでしょ?
そうは思いません。わたしたちもアドバイスを受け入れない生徒にアドバイスをするほど暇ではありません。それに、素直に受け入れないあなたが蒔いた種だと思うのです。
このように、相手のアドバイスを素直に受け入れないと、相手は二度とアドバイスをしてくれなくなるかもしれません。そうなるとあなたの成長は阻害されるかもしれない。
そうならないように、他人にアドバイスされたら
ありがとうございます。やってみます。
というようにしよう。まずはやってみて、自分に合わなければやめればいい。アドバイスしてくれた人から、
なんで俺の言ったとおりにやってないんだ?
といわれたら、
アドバイスを参考にして、自分に合う方法を見つけました。ありがとうございます。
と言えばいいのです。まずはやってみる。それからすべては始まるのだから。
最後に
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