どんな生徒でも活躍させる?魔法の質問!

こんにちは。やすひろです。
コンピュータは2進法。
わたしの思考も2進法。

あなたに質問します。

質問①
あなたはわたしに
聞きたいことがありますか?


質問②
あなたはわたしのことを
どう思っていますか?


あなたは
どちらの質問が
答えやすいでしょうか?



あなたが
答えやすいと思った質問

きっと
生徒もその質問のが
答えやすいと思っています。

今回はこんなお話です。

質問①について

質問①
あなたはわたしに
聞きたいことがありますか?

多くの人が答えやすい質問ですね。

なぜなら
「はい、いいえ」で答えられるからです。
相手を迷わせる心配がないのです。

クラスの中に
指名しにくい生徒がいたとしましょう。

その場合
「はい、いいえ」で答える質問
してみてはどうでしょうか?

バリエーションが少ないでしょ?

工夫してください。
「はい、いいえ」で答える質問
は具体例にすぎません。


抽象化すると
「答えの選択肢が少ない質問」
をしたらいいのです。

たとえば、
「この中から1つ選んで」
と質問するのではなく、
「この3つの中から選んで」

のように。

授業中の質問については、
選択肢が少なければ少ないほど
正解する可能性が上がります。

つまり、
生徒が成功体験を
得やすくなるということです。


わたしたちは、
そのきっかけをつくり
その結果を認める


することはただそれだけです。

その生徒に対してだけ
そういう質問したら
他の生徒にバレるでしょ?

テストに記号問題は
たくさんあるでしょう?
そういうことです。

選択肢が少ない質問を
集中させるだけです。

工夫というより、
気づかいですね。

選択肢の少ない質問
どんな生徒でも活躍させる
魔法の質問ですね。

質問②について

質問②
あなたはわたしのことを
どう思っていますか?

多くの人は、答えるまでに
時間がかかるかもしれませんね。


なぜなら、
答えの自由度が高いからです。

答えの自由度が
高ければ高いほど、
自分で考えなくては
なりません。


考える力が試されます。
考えることを放棄する人は
「わかりません」
と安易に答えるでしょう。

つまり、
質問する相手を
しっかり見極めないと
授業の進行に影響が
でる質問と言えます。


逆に、
うまく使えば
最高に生徒を輝かせる
質問になります。

わたしはこういう質問を
小学生に投げかけることが
とても多いです。

『どうやって考えたの?』

多くの小学生は
意気揚々と説明してくれます。

しっかり理解できていないと
説明なんて無理じゃないの?


それをコントロールするのが
わたしたちの仕事です。

わたしたちがすることは

1人目を大切にすること
発言したことを認めること
生徒に感謝すること


『いい説明だね。ありがとう』

説明の補足、修正は
他の生徒に任せましょう。


これをわたしたちがしてしまうと
生徒たちは発言をしなくなります。

やりがちだけど
やってはいけないのは

生徒の意見をまとめること。

発言が終わった後に教師が
『まとめると・・・』
と言うのはやめましょう。

発言した生徒の
尊厳が失われます。

発言しやすい雰囲気
それをつくるのが教師の仕事

授業の主役は

声を大にして言います。

授業の主役は生徒です。
教師はその引き立て役です。


勘違いしないでください。
授業の主役は教師ではありません。
もし、授業が教師の
独壇場になっているのであれば
今すぐ修正しましょう。

授業時間の大半を
教師が話し続ける授業


これほど不毛で、
生徒が退屈する授業は
ないと思います。


大切なのは、
生徒が成長すること
それを第一の目的として
授業をしていきましょう。


お正月。まだ間にあいます。
おせち料理、買いますか?

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