こんにちは。やすひろです。
年も明け、冬期講習会が再開した塾も多くあるでしょう。まだ、学校は冬休み中なので、授業が昼間に行われる塾もたくさんあるのではないでしょうか。
わたしも昼間に授業をすることはたくさんありますが、学校があるときの夜の授業とちがって、余計な心配をしてしまいます。
塾の授業を昼間にやっているのにもかかわらず、授業中や休憩中に寝ている生徒。不安を抱かずにはいられない。
— やすひろ@ただの塾講師 (@Karisuma_Jukuko) January 4, 2022
具体的にどんな心配をしてしまうかというと、
学校の授業中も寝ているのではないか
生活のリズムが乱れているのではないか
夜遅くまでゲームをしているのではないか
わたしは、学校がある夜の授業で多少居眠りをするのは仕方ないと思っています。体力の限界ギリギリのところで生活している生徒も多々いますから。
でも、学校もない、夜でもない、昼間の授業で寝てしまう。
なんでそうなるのだろう?
授業中に、余計な心配に気をとられ、授業に集中しきれていません。よくないですね。
本人に原因を聞いてみたらどうだ?
何人かの生徒には原因を聞いたことがあります。しかし、原因を聞いただけでは、昼間の居眠りは解消されません。解消するためには、その原因を取り除く必要があります。
居眠り=ゲームセット
わたしは
居眠り=ゲームセット
この等式は成り立つと思っています。居眠りしているときに何かしらの進歩をすることは決してありません。居眠りには回復効果しかないと思っています。授業中に居眠りをして回復する。
目的が異なっています
回復目的なら、自宅のベッドが最適な場所です。塾の机はあなたのベッドではありません。授業中は、何かしらの知識を獲得する時間。戦う相手は、問題であり、自身の眠気ではありません。
眠気との戦いに敗れ、居眠りをしてしまう。ゲームセットです。というより、試合相手そのものがおかしいですが。そんな生徒が成長するわけがありません。
時間がないは大ウソ
もっと早く寝たら?
というと、大半の生徒は「やることがたくさんあって、そんなに早くは寝られない」という返答が返ってきます。この返答に対して
彼らも時間がないからな
と思うのは、判断が誤っているのかもしれません。人は、時間を使う優先順位を決めています。これは生徒だって同じです。
生徒たちの中には、睡眠よりもゲーム、スマホという人もいます。しかし、睡眠よりも勉強とはなりません。彼らの優先順位は
1位 ゲーム
2位 睡眠
・
・
・
100位 勉強
となっているのでしょう。授業中に寝てしまっているすべての生徒は、勉強より、睡眠のが優先順位が上です。
時間がないから
というのは大ウソで、単純に勉強の優先順位が低いだけなのです。勉強以外の自分のやりたいことに多くの時間を割いているだけなのです。
居眠りの弊害
わたしは生徒の評価は一切しません。しかし、学校の教師は生徒を評価しなくてはいけません。もし、わたしが学校の教師であれば、授業中に居眠りをしてしまう生徒には
最低評価
を下すでしょう。わたしほど極端ではないでしょうが、学校の授業中に居眠りをしている生徒がプラスの評価をもらうことはあり得ないでしょう。
進学するつもりはないから
という生徒はそのままでいいでしょう。しかしあなたが、進学を希望するのであれば、自ら評価を下げる行動はとらないほうがいいと思うのです。
評価が下がれば、あなたの希望する進学先へ進学できる可能性が下がります。たかが居眠り、されど居眠りなのです。結局、居眠りによって苦しめられるのは自分自身なのです。
その時が来たら生まれ変わるから
そんなことを言う生徒にはこれまでたくさん遭遇してきました。しかし、生まれ変わった生徒は多く見積もっても10%もいません。
そんな宣言を必要ないから、行動で示してください。年も変わった今が、行動を開始するいいきっかけになります。あなたならできると信じています。
最後に
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