こんにちは。やすひろです。
これまで生徒を
指導してきて
このままではまずい
なんとかしなくては
と思った場面は
たくさんありました。
あなたはどうでしょうか?
そう思ったときに
大半の教師は生徒に向けて
何かしらの話をしますよね?
あなたのその話
生徒に届いていますか?
話せば伝わる
その考えは壮大な勘違いです。
あなたも
『何度言ったらわかるんだ』
と言った経験があるでしょう。
話せば伝わるのであれば
同じことを
何度も言う必要はないのです。
だからと言って
生徒に伝わるまで何度も言う
それもなかなか困難です。
なぜなら
教師からの言葉を受け取ることを
拒否する生徒もいるから。
わたしは
どの教師の言葉の受け取りも
拒否する生徒は認めています。
でも、あの教師には従いたくない
のように教師によって態度を変えるのは
いかがなものかと思うのです。
生徒だけに問題があるのか?
教師の言葉が生徒に届かないのは
生徒だけに問題があるわけではありません。
生徒と信頼関係が築けていない場合
教師の言葉は生徒には届きません。
これは教師と生徒の関係だけでありません。
少し考えてみてください。
現役で東大に合格した大学生
「ドラゴン桜」愛読者の小学生
が東大合格必勝法について
同じ内容で話したとしましょう。
あなただったら
どちらの話を信用しやすいですか?
わたしは
現役で東大に合格した大学生
の話を信用するでしょう。
話の内容は同じなのに
話し手によって信用するかどうかが
わかれてしまうのです。
これはとてもおかしな現象です
でもこれが現実です。
だから教師が
まっとうな正論を生徒にぶつけたとしても
生徒に届くかどうかはわからないのです。
あなたの言葉を生徒に届けるためには
生徒と信頼関係を気づく必要があります。
その指標は
生徒にあなたのことを
教師と認めさせる
ということです。
勉強を教えているから
教師だと思っているのは
あなただけで、
生徒は思っていないかもしれません。
生徒と信頼関係を築くためには
わたしが生徒と信頼関係を築くために
意識的にやっていることは3つ
①勉強の質問には完璧に答える
②生徒の成長を口に出して伝える
③生徒の話を聞く
特殊なことは
何1つやっていないと思っています。
①勉強の質問には完璧に答える
塾講師のメインの仕事は
勉強を教えることなので
逃げずに追求しましょう。
他のことができなくても
これさえできれば
生徒からの信頼は得られます。
自分の指導している教科の質問を
他の教師にされているようでは
まだまだ修行が必要です。
②生徒の成長を口に出して伝える
最近はクラス授業で
1人の生徒を注意するのが難しくなりました。
最近わたしはクラス授業で
1人の生徒を厳しく注意したせいで退塾されました。
それくらい生徒にはダメージがあるのです。
あなたにはそれを逆手に取ってほしい。
クラス授業であれば
1人の生徒を意識的にほめる
ほめるというより
わたしはこう思うよ
とプラスの発言をするだけでいいのです。
個人が難しいのであれば
クラス全体の話をすればいいのです。
キミたち問題に
真正面から向き合えるようになったな
のように。
思ってないことを言うのはよくないですが
多少あてはまらない生徒がいても
口に出して伝えたほうがいいです。
その生徒がほめられたと勘違いして
あなたの言ったとおりの
行動をするかもしれませんから。
③生徒の話を聞く
わたしは授業の合間の休憩中は
ほとんど生徒と話すことをしません。
生徒と授業以外で話すのは
登下校の時がメインです。
理由は2つ
①短時間で話をできる
②みんな平等に話せる
①短時間で話をできる
登校時であれば教室に入る
下校時であれば家に帰る
という目的があるため
ダラダラと話すことがありません。
あいさつプラスひと言
くらいで会話が終了します。
②みんな平等に話せる
だれがどのタイミングで
来るかわからないから
来た順番に話ができます。
休憩中に話すことになると
自分が気に入った生徒のところに
いって話をしがちです。
そういう教師も
いていいと思いますが
あなたが教室の責任者だったら
気に入った生徒を中心にするのは
やめたほうがいいでしょう。
塾に来て誰とも会話せずに
帰宅する生徒がでてしまう可能性があります。
時間がかかる
生徒と信頼関係を築くうえで
絶対に覚えておいてほしいのは
時間がかかるということ
焦ってはいけないということ
あなたも自分目線で考えてください。
そんな簡単に人を信用しますか?
生徒も同じなのです。
信頼関係を築くには時間がかかります。
全然信用してくれない
最初はそれが普通です。
あなたは自分のできること
自分のやるべきことに集中しましょう。
絶対にしてはいけないのは
生徒と信頼関係を築くことを
あきらめてしまうこと
そうなったら
あなたの言葉が
生徒に届くことはありません。
あなたが授業だけをする
勉強ティーチングマシーンになる
のであれば問題ありませんが
わたしたちは人間です。
このままではまずい
なんとかしなくては
と思う場面で
この問題を解決するには
生徒との信頼関係は必須です。
ゆっくりでいい
逃げずに立ち向かっていきましょう。
[affi id=12][temp id=2]