こんにちは。やすひろです。
チームを組んで仕事をしている人もいるでしょう。わたしもそのうちの1人です。わたしがチームで仕事をするときに大切にしている1つのことは、
メンバーの離脱を受け入れること
メンバーの離脱を喜んでいるわけでは決してありません。メンバーには誰一人離脱はしてほしくありません。でも、離脱を受け入れられないのであれば、チームとして仕事をするのはやめておいたほうがいいのではと思うのです。
チームを組んでいる人全員に、前提知識として持っておいてほしいのが、あなたのチームへの愛とメンバーのチームへの愛は同じではないということです。
極端な例で考えてみるとわかりやすいでしょう。仮に、あなたがチームに命を賭けて忠誠を尽くしていたとしましょう。チームのメンバー全員があなたと同じ意識だと思いますか?
中にはそういうチームもあるかもしれません。でも、確率的にはかなり少数派でしょう。存在するほとんどのチームはリーダーより意識の高いメンバーは存在しないと思っていたほうがいいでしょう。
だから、メンバーの離脱は生じてしまうのでしょう。
そうさせないようにするのがリーダーの役目だろう?
おっしゃる通りです。でも、リーダーができる最大限のことというのは、自分が嫌われたことが原因で、チームを離脱されないようにすることくらいでしょう。
メンバーに嫌われてしまったら、そのメンバーも離脱したくないのに離脱せざるを得なくなります。そうなると、両者ともに不幸になってしまいます。だから、嫌われるのだけは避けたいのです。
避けられない離脱
メンバー全員が高い意識をもって、チーム活動をしていたとしても、避けられない離脱はあります。
学生アルバイトをスタッフとして採用し運営しているお店もあるでしょう。そのスタッフが、いくらお店を愛していても、学校を卒業したらアルバイトはやめるでしょう。
卒業だけでなく、体を壊してしまったなど、避けられない離脱は必ず生じると思うのです。これはリーダーの力量でどうすることもできません。なぜなら、
その人にはその人の人生があるから
その人の人生を無視して、離脱するメンバーに
なぜ、わたしたちのチームを優先できないんだ
というのは傲慢の極みだと思うのです。パワハラなんて言葉では生ぬるく、人権侵害と言っても言い足りないでしょう。
わたしは、いかなる理由で離脱するメンバーであろうとも、
活躍できるといいね
と応援します。メンバーの離脱でチーム運営が苦しくなると判断したのであれば、自分の進退も自分で決めればいいのだから。だれであれ、自分の人生は自分で決めなきゃ。
受け入れるには覚悟あるのみ
メンバーの離脱を受け入れるのに必要なのは
覚悟あるのみ
だとわたしは思います。そのメンバーが抜けても、自分が覚悟してその役割を担っていけばいいのです。
あとは任せておいて
と言って、メンバーの離脱を受け入れましょう。物理的に運営に5人必要だとしましょう。その離脱によって4人になってしまうかもしれません。でも、必ず何とかなります。
わたしも過去、何度もこんな状況を乗り越えてきました。常に心の中には
必ず何とかなる
もし、何ともならなければ、スタッフを減らしても運営できる仕組みをつくればいいのです。そのための機会が来たんだと考えるようにしましょう。
そして、最終的には自分次第だなと覚悟を決めましょう。もし、スタッフが誰もいなくなっても「自分ひとりでもなんとかできる」という覚悟があれば、メンバーの離脱は受け入れられるでしょう。
最後にまとめておきます。
メンバーの離脱は受け入れよう
その人にはその人の人生がある
チームを優先してくれというのは傲慢の極み
受け入れるには覚悟あるのみ
最後に
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