こんにちは。やすひろです。
受験生の進路懇談が終了しました。
塾での様子と
家庭での様子が大きく違う生徒がいたり
新たなことを知るいい機会になりました。
今回の進路懇談で学んだ
あなたにも役立つ内容を
ランキング形式で発表します。
それではさっそく本題に入ります。
第3位
学校の懇談でダメって言われた
今年限定だとは思いますが、
学校での懇談の回数が
少し多いような気がします。
わたしが指導している生徒の通う
ある中学校の進路指導はかなり厳しかった。
現実を伝えるならまだ許せますが、
現実とはかけ離れた
本人のレベルよりかなり下の高校しか
受けられないし、受からない
と進路指導しているとのこと。
教師はいかなる時も
生徒をやる気にするのが役割です。
生徒の
やる気をそいでいては教師失格です。
このままでは厳しいと
学校の先生に言われて
「なにくそ、がんばってやるぞ」
と今の生徒はほとんど思いません。
「無理だから、あきらめる」
となる生徒が大半です。
進路指導なので慎重になるのはわかります。
生徒に合格してほしい気持ちもわかります。
でも、
横綱なのに小学生と相撲を取らせる
くらいの実力差のある高校を進めるのは
いかがなものかと思います。
受験するのは生徒です。
もう少し、数字に向き合った進路指導を
したほうがよいと思います。
それができない現実も理解できます。
進路指導に役立つ数字を
学校は豊富に持ち合わせていません。
学校内のテストからしか
判定できなければ
進路指導も難しいです。
進路指導に必要な数字を
確保できる試験を増やしたほうが
いいのではないでしょうか?
第2位
成績が上がっていない生徒は
勉強をほぼしていない
受験に向けたこの時期に
現状維持の成績
成績が下がる
これらの生徒に共通するのは
勉強をほぼしていないということです。
受験生なのだから
勉強はするだろう
この認識ではとても甘い
と痛感させられました。
「うちの子勉強しないんです」
と懇談で一度でも保護者様が
伝えてきた生徒の多くは
受験生になっても
ほぼ勉強をしていません。
ひどい場合は
それで家庭内でバトルになります。
正直
バトルになる時点で
生徒が勉強していないのは
ほぼ確定なんですけどね。
中には
保護者様の要求が高すぎる
場合もありますが。
人間って
図星なことを言われると
怒るんですよ。
たとえば
「カンニング!」と試験中に言ったら
心当たりのない人はそのまま続行するが
やましい気持ちがある人は反応してしまいます。
その生徒に「どうした?」と問い詰めると
少し怒った返答が返ってくるのと同じです。
勉強したくない
ならなぜ高校に行くのだろうか?
受験するのに勉強しない生徒は
きっとこの問いに納得できる回答を
持ち合わせているのだろう。
本日生徒に聞いてみよう。
第1位
入試をゴールと考えている
高校合格をゴールととらえている生徒
大きな勘違いをしています。
この勘違いをもって高校生活に突入すると
痛い目に合います。
だから「高校合格は地獄の始まり」
だと口を酸っぱくして伝えています。
高校に入ると多くの生徒が
「高校入試のときの勉強量は
高校生の日常の勉強量だ」
と言います。
高校に入ったら部活をがんばりたい
高校に入ったらバイトをしたい
高校に入ったら恋愛をしたい
高校に入って
したいことがたくさんあるのは
とてもいいことです。
でも、自分のやりたいことを
充実させるためには
勉強をおろそかにすることは
決してできません。
たとえば
あなたが水泳のインハイ王者だとしましょう。
しかし、学校で赤点連発であれば
インハイ予選の出場すらかないません。
高校に入ったら何をするのか?
この問いの答えは明確なのです。
勉強です。
入試に合格することがゴールでは
決してありません。
その後の3年間のが
もっと苦痛で大変です。
高校入試でヒーヒー言っているようでは
高校生活は乗り越えられません。
まずは高校合格がゴールだという
甘い認識は捨てましょう。
高校は受かって当然。
高校に入ってから勝負が始まる。
その勝負に勝つために
まずは学習習慣を身につける。
どれだけ遅くとも
2021年からはじめてください。
のちの3年を勝ち取るために。
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