こんにちは。やすひろです。
人にあったときの最初の会話は「あいさつ」ではないでしょうか。あいさつであなたの印象が決まると言っても過言ではありません。
だから、相手に好印象を与えるあいさつをしたい。
でも、どんなあいさつのが相手に好印象を与えるかわからないと悩んでいませんか?
20年以上塾講師をしてきて、この生徒のあいさつ好印象だなと思ったあいさつと、この生徒のあいさつは悪印象だなと思ったあいさつををランキング形式で発表します。
あいさつにこだわる理由
わたしがあいさつにこだわるのは、あいさつは最初の会話になるから。最初の会話で相手に好印象を与えることは、その後の関係が良好になる可能性を高めます。
そのカギを握るのがあいさつなのです。あいさつから相手とのコミュニケーションは始まります。
あなたのあいさつが相手に好印象を与えるとよい人間関係を築きやすくなるでしょう。反対に、あなたのあいさつが相手に悪印象を与えるとよい人間関係を築きにくくなるでしょう。
あいさつの大切さを理解したうえで、好印象を与えるあいさつ、悪印象を与えるあいさつのランキングを発表します。
相手に好印象を与えるあいさつランキング
まずは、わたしが好印象だと思ったあいさつランキングから発表します。このランキングはわたしの独断と偏見によるものです。ご了承ください。
これがわたしが好印象を受けたあいさつのランキングです。それぞれどこが相手に好印象を与えるのか、1つずつ説明していきます。
第5位 はっきりわかるあいさつ
はっきりわかるあいさつとは、「おざまーーーーす」と言わずにきちんと「おはようございます」と言おうということです。
わたしは「おざまーーーーす」とあいさつする生徒を、雰囲気あいさつ生徒と呼んでいます。
「おはようございます」「ありがとうございます」「おつかれさまです」は、相手にはっきりわかるように、はっきり言いましましょう。
第4位 適正な音量のあいさつ
「適正な音量のあいさつ」とは、大きすぎず、小さすぎずの音量のあいさつです。つまり、相手に聞こえるだけの声量であればいいということです。
生徒の中には「選挙演説ばりの声量」であいさつする生徒がいます。元気がいいというわけではなく、ただ単純にうるさいです。
生徒たちは成長するにつれて、あいさつの声はどんどん小さくなっていきます。自分すら聞こえていないのでは?という声量であいさつする人も中にはいます。
小さな声量でのあいさつでは、相手には届きません。だから、相手にはあいさつしていないと思われてしまいます。残念ながら、相手に聞こえないあいさつはしていないのと同じなのです。
第3位 自分からするあいさつ
「自分からするあいさつ」とは、相手より先にあいさつをすることです。イメージとしては、相手に気づいた瞬間にあいさつをするということです。
とくに、自分が訪問客の場合であれば、相手より先にあいさつしやすいでしょう。しかし、上下関係や年齢差などが微妙な場合、どちらが先にあいさつをするか迷う人もいるでしょう。
でも、もう迷う必要なありません。いかなる時も自分から先にあいさつをしましょう。先にあいさつをしたほうが相手に好印象を与えます。これで迷う理由がありませんよね。
第2位 立ち止まってあいさつ
「立ち止まってあいさつ」とは、あいさつだけをするということです。
あなたが作業をしているとき、「こんにちは、宅配便です」と荷物が届きました。宅配便スタッフのあいさつに、あなたはどちらのリアクションしますか?
A 作業をやめてあいさつをする
B 作業しながらあいさつをする
すごく些細なことかもしれません。でも、その些細なことが相手に好印象を与えるのです。
あいさつをするシーンで、あなたが歩いていたのであれば、立ち止まる。あなたが座って作業をしてるのであれば、立ち上がる。
今自分がしていることを中断して、あいさつをすることは、「あなたを優先しています」と言うメッセージを伝えることになります。
第1位 相手の目を見てあいさつ
「相手の目を見てあいさつ」とは、読んで字のごとく、相手の目を見てあいさつをすることです。
相手に好印象を与えるあいさつをするために、わたしの独断と偏見ランキングの2位から5位までを完璧に実践したとしても、相手の目を見てあいさつをしなければすべて台無しです。
なぜなら、相手の目を見てあいさつをしないと、誰にあいさつしているかがわからないから。いくら好印象のあいさつをしていても、自分に対してあいさつをしていないと相手が感じてしまったら、相手があなたに好印象を持つことはありません。
「あなたにあいさつをしていますよ」というメッセージを一番簡単に伝える方法は、相手の目を見てあいさつをすることに尽きます。
相手に悪印象を与えるあいさつランキング
次は、相手に悪印象を与えるあいさつランキングを紹介します。このランキングもわたしの独断と偏見によります。ご了承ください。
好印象のあいさつをするのが少し難しいという場合は、今回紹介する悪印象を与えるあいさつをしないようにすることで、あなたの印象が悪くなることを防げます。ぜひ実践してください。
好印象あいさつランキングはベスト5でしたが、悪印象あいさつランキングはワースト3にしました。
どれも強烈に悪印象です。ランクインしたあいさつを、あなたは絶対にしないでくださいね。それでは1つずつ詳しく説明していきます。
第3位 相手を見ないあいさつ
あいさつする相手の方向をまったく見ないであいさつのは相手に悪印象を与えます。
相手を見ずにあいさつしてしまいがちなのは、退出時のあいさつ。退出の際「ありがとうございました。さようなら」のようなお礼、別れのあいさつを相手を見てするためには、歩みを止めて振り返る必要があります。
歩みを止めず、そのまま出口に向かって進みながらあいさつをしていませんか?
あなたがこうやってあいさつをしていたら、あいさつされた相手は「誰にあいさつしてるんだ?」と思うでしょう。
このようなあいさつをしていると、あなたはあいさつする気のない人と思われてしまうでしょう。
第2位 つりあわないあいさつ
声を出して挨拶している人に対して、ペコリと頭を下げるだけの人は、地位や上下関係に関係なくおかしいと思うのです。
— やすひろ@ただの塾講師 (@Karisuma_Jukuko) March 24, 2022
「こんにちは」とあいさつされたにもかかわらず、無言でぺこりと頭を下げるだけのあいさつをしていませんか?それでは全然つり合いがとれていません。
あいさつを受け取ったのであれば、同じくらいのあいさつを返しましょう。それがコミュニケーションの基本ではないでしょうか?
わたしは声を出したあいさつに、無言でぺこりと頭を下げるだけの人に対して、あなたのしていることは無視と同じだと声を大にして言いたい。
でも、無言でぺこりと頭を下げるだけの生徒に「何であいさつしないの?」と聞いてみると「あいさつしたじゃないですか」と反論してくる。
確かにそれもあいさつの一種と言えるでしょう。でも、受け取ったあいさつとつり合いの取れたあいさつを返すようにしましょう。
第1位 相手をみてあいさつ
これって、好印象ランキングの1位と同じでは?と思った人もいるでしょう。まったく違うので安心して下さい。
相手に好印象を与えるあいさつ第1位は「相手の目を見たあいさつ」相手に悪印象を与えるあいさつ第1位は「相手をみてあいさつ」ですから。
相手を見てあいさつとは、人によってあいさつするかどうかを決めるということです。
たとえば、好きな人や上司にはあいさつをするが、嫌いな人や部下にはあいさつをしない。はっきり言いますが、その態度は最低最悪です。ぶっちぎりの悪印象です。相手が誰であろうが分け隔てなくあいさつをしましょう。
あいさつされなかった人は、自分があいさつされなかったことに確実に気づいています。そして、あなたのことを確実に嫌いになります。あいさつするなら全員に分け隔てなく同じクオリティーで。
相手を見てあいさつをするのは、最低最悪。ぶっちぎりの悪印象第1位です。相手を見てあいさつをするくらいなら、だれにもあいさつをしないほうがむしろ好印象です。
まとめ
相手に好印象を与えるあいさつランキング、相手に悪印象を与えるあいさつランキングをを紹介してきました。
相手に好印象を与えるあいさつランキングは
相手に悪印象を与えるランキングは
あいさつから相手とのコミュニケーションが始まります。相手に好印象を与えるあいさつをしましょう。