こんな授業であれば、いくら無料だったとしても受けたくはありません。

こんにちは。やすひろです。

自分の欲しいものが無料であれば、これ以上うれしいことはありません。でも、自分がいらないものが無料だったら?

さまざまな塾で行われている、無料キャンペーン。

授業料無料クラスの体験授業を受けた結果、入塾しないというケースもあるようです。

ベテランベテラン

授業料無料なのになんで?

その塾が選ばれなかった理由は

選ばれなかった理由

授業料無料が一番のウリになってしまったから

ではないでしょうか?

わたしも含め、たいていの人は、いらないものは無料でもいらない

だから、いくら無料をアピールしても魅力的な商品でなければ、選ばれないのです。

わたしは以前、ある保護者様から

保護者さん保護者さん

授業料が無料でも、時間は奪われますよね?

と言われました。

授業料が無料であれば、お金を失うことはないですが、貴重な時間は奪われるのです。

大切な時間を守るためにも、いらないものはいらないと判断すべきなのでしょう。

わたしは無料キャンペーンをするのに消極的です。

でも、どうしても無料キャンペーンを実施しないといけない場合は、

やすひろやすひろ

商品を徹底的に磨きます

お客様には、

これではダメ

無料だからほしい

ではなく

こうでありたい
良い商品だからほしい

と思ってほしいのです。

わたしたち塾がやるべきことは、真っ先に授業の質を高めることでしょう。

それ以外にありません。

読者さん読者さん

どんな授業がいい授業なのですか?

この問いには明確に答えることができません。しかし、

これはダメ

無料でも受けたくない授業

なら答えられます。

無料でも受けたくない授業

無料でも受けたくない授業は

やすひろやすひろ

準備をせずにする授業

どんな商売をするにしても、お客様相手に準備をせずに臨むことなんてできないはずです。

あなたが腹ペコで飲食店に入ったとします。

店員店員

準備してないので、料理を出すのに2時間かかります

と言われて待ちますか?わたしなら無言で店を出ます

授業準備を怠るというのはそれに匹敵するレベルだと思うのです。

ベテランベテラン

何度もやっているから大丈夫

ベテラン塾講師はそう思いがちです。

あなたは何度もその単元を指導したことがあるかもしれませんが、その生徒の指導するのは初めてですよね?

何度もやっているなんてことは決してないのです。

準備を怠った授業は、教室の外から見たり聞いたりしているとすぐにわかります。その授業は

こんな授業はダメ

教師がおろおろしている

事前に問題を解いていない、うろ覚えの知識などが原因で、教師がおろおろしています。そんな教師をみて、生徒はどう思うでしょうか?

こんな授業はダメ

「わかった?」を連発する教師

自分の説明に自信がないから、強引に「わかった?」と聞いてしまう。

好きでもない相手から、何度も何度も「わたしのこと好き?」と聞かれるのは気分がよくないですよね?

それと同じです。

その結果

最悪の事態
ほとんどの生徒が授業を聞いていない

それを教師が、

ベテランベテラン

お前ら、何で聞いてないんだ

と怒ったりしたら、もうなす術なしですね。

すべての元凶は教師なのに。生徒がかわいそうです。

子どもにはすべてバレている

読者さん読者さん

塾講師だから授業準備しているかどうかわかるのでは?

たしかに、授業準備を怠る塾講師のほとんどは

ベテランベテラン

子どもにはバレていないから大丈夫

と思っているでしょう。しかしその考えは大きく間違っています。わたしは

やすひろやすひろ

子どもにはすべてバレている

と思います。特に小学生

さらに学年が低くなればなるほど、バレる傾向は強いでしょう。

だって彼らは純粋だから。素直に物事を見ることができます。

気をつけろ!

小学生を甘く見ていたら痛い目にあいます

わたしの授業準備

わたしは、小学生の授業準備は念入りに行います。といっても、50分の授業なら20分程度の準備時間です。わたしの準備の中心は、

やすひろやすひろ

いかに生徒に考えさせるか

ですから。『ここまでは説明して、あとは考えさせよう』

授業準備は、そのポイントづくりをするだけです。

授業準備を怠る教師は、自分が説明する時間が異常に長いです。

だから、いくら説明がうまかったとしても、生徒は退屈に感じるのです。だって

退屈な授業

生徒たちがすることがないから

最近では、ゲームの難易度が上がり、ゲーム実況動画も盛況のようですが、難易度が手ごろなゲームであれば、自らやりたいと思うのが人間の本能でしょう。

それは勉強でも同じなのです。『いかに生徒を動かすか』それが準備の醍醐味です。

もし、授業準備は何をしたらよいかわからないのであれば、

やすひろやすひろ

いかに生徒を動かすか

ただそれだけを考えて、授業準備をしましょう。