こんにちは。やすひろです。
期末テストの結果も
だんだんと判明してきました。
わたしが担当している教室も
ほぼ成績が出そろいました。
どんな教師も
テストの点数だけを聞いて
ふーん、あ、そう
で終わることはないでしょう。
生徒に対して
何かしらのコメントをすると思います。
その場合、コメントするまでに
あまり考える時間がないので
瞬発力が問われます。
考えてから話すタイプの人は
少し苦手なのかもしれません。
そういう人は、質問しましょう。
この結果をどう思う?
わたしは点数を聞いたら
この質問をすると決めています。
生徒の感想に対して
基本肯定するコメントをします。
良かったら参考にしてみてください。
言わないほうがまし
コメント内容によっては
何も言わないほうがまし
ということにもなりえます。
むしろ
教師のコメントが
生徒のやる気をなくさせ
保護者様を怒らせているのだとしたら
何も言わないほうが賢明でしょう。
問題なのは
その教師は生徒のために
コメントしていると思っているところ。
厳しいことを言うことが
生徒のためだと勘違いしているところ。
何を言うかは
教師の自由なので規制はできませんが
生徒の心に届かないコメントをしても
大きな声のひとり言になるだけです。
このように
テスト結果判明後
教師が絶対にしてはいけないことを
ランキング形式で3つ
紹介していきます。
テスト結果判明後、教師が絶対にしてはいけないこと
第3位 実際のテスト問題を見ない
多くの生徒は
テストの点数が低かった時に
このテスト平均点も低かったから
と言ってきます。
その言葉をうのみにして
なら仕方ないよね
と教師が言ってはいけません。
平均点なんて
言葉は悪いですが
教科の得点が1ケタの生徒が
学年に2ケタ人いたら
かなり下がると思います。
そういう生徒たちは
テストの難易度に関係なく
いつもいると思うのです。
だから生徒の点数にこだわる教師は
平均点だけで判断しないようにしましょう。
わたしたちがやることは
問題が見たいから
次の授業で持ってきて
と生徒に依頼して
実際に問題を見てみることです。
判断はそこからです。
わたしは定期テスト独特の問題
つまり入試に到底出そうにない問題
が解けなくて点数が伸び悩んだのなら
問題が悪かったとはっきり言います。
問題すら見てないのに
テスト結果の好評をするのは
映画を見ずに
その映画の感想を言うのと同じです。
少しナンセンスですね。
第2位 生徒の感想を聞かない
テスト結果を見て
オレは学生時代
こんな点数はとらなかった
のように
実際テストを受けていない教師が
自分を主語にしてコメントしている場合
があります。
それが許されるのは
生徒が結果に対して卑屈になっているときに
わたしはがんばったと思ってるよ
と、感想を言う時だけだと思います。
過去のあなたがどうだったのか
あなただったらこうなっていない
生徒はそれを聞いて
何を思えばいいのでしょうか?
まさか
先生、すげー
かっこいい!!!
と思ってほしいのでしょうか?
場違いです。
テスト結果判明後は
教師が生徒のテスト結果をどう思うかより
生徒自身が結果をどう思うかのが
圧倒的に大事です。
たとえばテストの点数が30点だったとしても
生徒自身が納得していればそれでいいのです。
それを教師が頭ごなしに
そんな点数でいいのかと言う。
それでは生徒から信頼されませんよね。
クラス授業で一人一人
感想を聞くことなんて無理だ
確かにそれでは
感想を言う生徒も嫌でしょうね。
だから
紙に書かせるのがいいでしょう。
白紙に書かせるだけでもいいですが
学年に応じて
質問文を用意するのもいいでしょう。
それにコメントを書いて返却する
これも立派なコミュニケーションだと思います。
論外 結果を見て怒る
さすがにこんな教師は
いないと思いますので
ランキング外の論外にしました。
わたしはいつも生徒に
わたしが怒って
点数が1点でも上がるのなら
遠慮なく怒るよ
と言っています。
つまり
わたしがいくら怒っても
そのテストの結果はまったく変わらないのです。
オレは次回のために
怒っているんだ!
という教師もいるでしょう。
よく考えてみて下さい。
あなたテスト結果判明後
毎回怒っていませんか?
それは次回のため
と言いながら
ただ怒りたいだけなのです。
わたしが生徒だったら
テスト結果が悪かっただけで
怒られたら
その教師が怒っている最中に
話をさえぎって
塾を辞めます
と伝えるでしょうね。
最悪の怒り方は
クラス全体に向かって感情的に怒る
クラス全体に向けると
良かった生徒も聞くことになる
感情的に怒る
これからどうするかの視点が
得られにくい
絶対にやめたほうがいいです。
この記事を読んでくださっている方に
クラス全体に向かって感情的に怒る教師
なんていないと思いますが。
釈迦に説法ですね。
第1位 長時間話す
ぶっちぎりですね。
テスト結果についてコメントをする
それ自体はとてもいいことでしょう。
できることであれば
休憩時間を使って全生徒
個別に話ができたらいいと思います。
でもそんなことは難しいので
授業時間を使うことになります。
つまり、コメントをすることで
授業時間を奪われることになります。
授業よりも
コメントのが大事だ
教師がそう思うなら
コメントのが大事なのでしょう。
それに異論は唱えません。
でも、
時間は気にしていますか?
60分の授業時間だったら
コメントに何分使いますか?
まさか
30分とか使っていないですよね?
これだけ使ってしまうと
点数が悪かったのは教師のせいだ
と言わざるを得ません。
わたしだったら最長10分
できれば5分以内にしたい。
それでも長いくらいだと思います。
オレは授業に
自信があるから大丈夫
そうだとしたら
なぜ授業時間を
60分に設定しているのでしょうか?
テスト結果が悪かった時に
授業ではない話を長い時間すると
生徒は簡単に不信感を抱きます。
5分では話しきれない内容であれば
細切れに話すようにしましょう。
コメント→授業→コメント→授業
のように。
わたしはこの手法をよく使います。
教師であれば覚えておいて
損はないことですが
あなたがどれだけ
熱を込めて話をしたとしても
それが10分以上の
長時間になった場合
あなたが期待する効果は
ほぼ得られません。
理由は簡単ですね。
飽きるからです。
聞いているようで
聞いていません。
相手が子供なら
なおさらです。
それで
お前ら
話聞いているのか?
と怒る。
完全に負のループに突入ですね。
絶対に避けましょう。
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