教室責任者になったなら、積極的に舵をとれ。

こんにちは。やすひろです。

年度が切り替わるタイミングは、人事異動の時期でもあります。ただの配置転換なら、気分一新頑張ろうでいいのかもしれません。

ただの人事異動だけでなく、昇格する人もいるでしょう。今年度は、教室運営スタッフだった教師が教室責任者に昇格することもあるでしょう。

今回はあなたが、教室責任者を任されたときに、真っ先にやりたいことを書いていきます。

ビジョンの共有

新しく教室責任者となったのであれば、積極的に舵を取りにいこう。そのための第1歩は

やすひろ
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こういう教室にしたいというビジョンの共有

をしっかりしましょう。この場合、教室運営スタッフ一人一人に口頭で伝えるというのはあまりおすすめしません。その都度話の内容が変わるかもしれないから。

だから、文章にしてスタッフ全員に配布しましょう。そして、どのスタッフでも再度読み返することができるように、スタッフの控室に1部置いておきましょう。

わたしが、教室責任者を任されたときのビジョンの共有の軸は、常に

やすひろ
やすひろ

生徒数

目標生徒数を達成するためには、どういう行動をしたらよいかを文書化します。ビジョンを共有することで、

この先生は許可してくれるのに、この先生は許可してくれない

という現象がなくなります。同じ教室にいるのに、先生によって判断が異なることが増えてくると、教室運営に支障をきたします。最悪崩壊します。

そのリスクを回避するために、教室責任者を任されたあなたが積極的に舵をとる必要があるのです。

スタッフの配置

読者様
読者様

どれだけ崇高なビジョンがあっても従ってくれなくては意味がないのでは?

おっしゃる通り。人は信頼していない人のいうことは聞きにくい傾向があります。ましてや、あまりいい感情を抱いていない人のいうことは聞かないなんてことはザラにあります。

あなたがスタッフの信頼を勝ち得る最初のチャンスは配置。教室責任者を任されたのであれば、スタッフの配置はすべて自分で行いましょう。

ただスタッフを配置するだけでは、スタッフの信頼を勝ち得ることはできません。大切なのは

やすひろ
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なぜ、キミをこの配置にしたのか

という理由を持たせること。そして、その理由を配置とともにそのスタッフに告げること。たとえば

〇〇先生は中学2年生の英語を担当してもらいます。去年、7割の生徒の英語の成績が上がったのは〇〇先生の丁寧な指導のおかげです。今年もよろしくお願いします。

特に何も情報がない場合は、生徒の成績を理由とするしかありません。スタッフの信頼を勝ち得るために一番好ましいのは、

やすひろ
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自分しか知らない情報を伝える

生徒と雑談していたときにつかんだ情報、欠席連絡を受けたときなどに保護者から聞いた情報など様々です。他のスタッフについて知った情報を活かすには絶好のタイミングです。

やすひろ
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期待しているよ

と言われて、気分を害する人はいないでしょう。配置も気分も新たになった状態なので、期待しているの言葉は、スタッフたちのやる気をさらに加速させるかもしれません。

断るのも勇気

わたしはこれまで、数々の教室責任者を見てきました。その中で、この人教室責任者に向いてないなと思う人の共通点は

やすひろ
やすひろ

他人任せな人

こういう性格の人は、教室責任者の打診があったときに断る勇気も必要なのかなと思います。なぜなら、スタッフとして働いていた時は、とても生き生きしていたのに、教室責任者になったとたん、死んだ目をした魚のようになってしまう。

そして、その末路は退職。あれほどスタッフとして楽しそうにはたらいていたのに。残念でしょうがありません。

人には向き不向きがあります。すべての人が教室責任者に向いているかどうかはわかりません。人には生まれ持った性格がありますから。

他人任せな性格だと自覚している人が、教室責任者を任されて、やると決断したのであれば、仕事をするときだけは、他人任せにするのをやめましょう。やめる方法は簡単です。

やすひろ
やすひろ

すべては自分次第

と常に思うようにすることです。あるスタッフのせいで、トラブルに見舞われたときも、自分には何が足りなかったのかと考える。こう考えることで、再発が防げます。

他人任せな人は、必ずそのスタッフに再発防止策を考えさせます。それでは絶対にうまくいきません。スタッフが悪意を持って対応したのであれば、再発防止もできるかもしれません。しかし、そんなスタッフはいないのです。スタッフたちは最善を尽くした結果、トラブルに遭遇したのだから。

どんなはたらき方をするのも自分の人生。何が正解かなんてことはありません。自分が楽しく生き生きと働ける環境が一番いいのでしょう。教室責任者がエライというつもりは一切ありません。自分には向いていないと思うのであれば、断る勇気も大切です。

最後に

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