こんにちは。やすひろです。
わたしは、20年以上塾講師をしています。
①習ってない
②答えを見るのは悪
③教師よりも友人
です。現在は納得のいく成績がおさめられていたとしても、この3つのうち、どれか1つでもあてはまっていたら、将来的に成績が低迷する可能性があります。油断しないでください。
それでは、3つの特徴がそれぞれどういうことなのかを詳しく見ていきましょう。
成績が低迷している生徒の共通点 3選
テストの点数が低い、成績が低迷している生徒に共通している3つの特徴は
です。この3つの特徴のうち、どれか1つでもあてはまっている生徒は、成績が低迷している確率がほぼ100%と言ってもいいでしょう。
わたしから見て、その生徒のテストの点数が低い、成績が低迷しているというわけではありません。
この3つの特徴のうち、どれか1つでもあてはまる生徒の保護者懇談を実施したときに、
うちの子、成績がいまいちなんですが…
という相談をされることがほぼ100%だということです。
さあ、あなたはどうでしょうか?さあ、あなたのお子様はどうでしょうか?
3つの特徴、あてはまっていませんか?
習っていない
勉強をしていて、自分が解けない問題にぶち当たったとき、あなたは何と言いますか?その時に
こんなの授業で習ってないからできない
なんて言っていませんか?
小学生に漢字テストをさせたときなどに、「この漢字はまだ習ってないから書けない」と言う生徒いますよね。
それと同じです。
はっきり言います。それダメです!!わたしからあなたに逆質問です。
では、習った問題なら全部できるのですか?
わたしも塾で指導している以上、学校のテストに出題されることはほぼ指導しています。
つまり、少なくともわたしは指導しているのです。
つまり、あなたは「習っている」のです。
だから、「習ってない」のではなく、あなたが覚えていない、またはできないだけなのです。
その事実から目を背けてはいけません。
目を背け続ける以上、あなたの成績があがることは決してないでしょう。
その現実に向き合うのはつらすぎる
という生徒の気持ち。痛いほどよくわかります。でも、安心してください。
自分が理解できたことを確実にできるようにする。それが一番大切なのです。その積み重ねがあなたの成績を向上させてくれることでしょう。
答えを見るのは悪
あなたに質問です。
わたしが今、はまっているアニメは何でしょう?
この質問に対して、5秒考えてしまった人は成績が低迷している可能性があります。
理由は、考えても答えが導けない問題を考えるクセがついているから。このクセは危険です。
解けないものは解けない
成績が低迷している生徒は、この判断が極めて遅いです。
そして、何とか自分の頭で考えようとします。しかし、あなたの頭の中には正答はありません。
だから、いくら考えても答えは出るはずがありません。ただ、時間をムダにしているだけなのです。
わたしは、用語問題をじっと考えている生徒見つけたときは
答えを写しなさい
と強めにアドバイスします。そこに運命の分かれ道があります。そこで
答えを写すのは良くない
と言って抵抗する生徒。それダメです!!
そういう生徒の大半は、知らなかった用語は赤ペンで書いて終了。
それも答えを写しているだけですけどね。
わたしが言いたいのは、答えを写すことがスタートだということ。
知らないことは知らないのです。
だったら、答えを写してから覚えたらいいのです。
知らないことをずっと考えているのは時間のムダなのです。
ここまで言えば
わたしが今、はまっているアニメは何でしょう?
この問いの答えを考えることはなくなったでしょう。
答えを聞いて覚えたらいいのです。
教師よりも友人
あなたに質問です。
わからない問題があったとき、誰に質問しますか?
納得のいく成績をおさめている生徒は、この問いに対して必ず
学校の先生、塾の先生
と答えます。しかし、成績が低迷している生徒の多くは
友人
と答えます。これがどれだけおかしなことなのかを具体的にわかりやすく説明します。
あなたは少しだけ経験のあるバドミントンのクラブに入部しました。あなたはどちらの指導に従いますか?
これで、Aを選択する人は皆無でしょう。
勉強を友人に教わるのは、Aを選択するのと同レベル。
それだけおかしな選択をしていると言えます。
なぜ、そんなおかしな選択をしてしまうのでしょうか?それは
ムダなプライドがあるから
友人に聞いたら「そんなこともわからないのか」と言われることはない。
もしかしたら、友人もその問題がわからないかもしれない。
だから安心。それダメです!!
友人に聞いたせいであなたのわからない問題は、わからないままです。
それでは一生成長しません。
わからない問題があれば、必ず教師に質問しよう。
先ほどのバドミントンの例を思い出して
。友人に聞くことがいかにおかしなことなのか、わかるはずです。
改善する生徒の共通点
わたしは、20年以上の塾講師生活を送ってきて、現在の自分の成績に満足していない生徒には、
②答えを見るのは悪
③教師よりも友人
この3つを改善するように伝えてきました。
この3つを改善することで、自分の納得のいく成績を手に入れられる生徒も数多くいました。
そういう生徒にもまた共通点があります。それは
素直であること
アドバイスをしたとき。優秀さんはアドバイスを最後まで聞いて、役に立つと思ったら、忘れないようにメモをする。残念さんは、アドバイスの途中で「でも…」と言って話をさえぎる。
— やすひろ@ただの塾講師 (@Karisuma_Jukuko) May 12, 2022
アドバイスを受け入れて素直に実行する生徒は、現状を改善することができるでしょう。
つまり成績が向上する可能性があります。
反対に、「でも…」と言ってアドバイスを受け入れない生徒は、現状維持のままでしょう。
だから、ずっと満足のいかない成績のままでしょう。
どちらを選択するのもあなたの人生です。現状の成績に満足していないのであれば、
素直にアドバイスを受け入れよう
あなたの成績向上は、そこから始まるのだから。